「生理痛なんかで迷惑をかけられない」と我慢し続けたら卵巣と腸が癒着…子宮内膜症だった宮島咲良「痛みは下腹部だけじゃない」


【写真】モデル時代から「まるで絵画のように美しい」宮島咲良さん(全13枚)

── 子宮内膜症に気づいた経緯を教えてください。

宮島さん:学生のころからずっと生理痛が重くて。社会人になって、アナウンサーとして仕事をしているときも、生理痛で動けなくなることがよくありました。マネージャーさんに事情を説明して、本番前までソファーで横になることもあったんです。生放送や長時間の収録が多かったので、生理痛がいつ来るのかとビクビクしながら働いていました。

宮島さん:はい。痛み自体とてもつらかったのですが、「生理痛なんかで、共演者の方やスタッフさんに迷惑をかけてはいけない」というプレッシャーを常に感じていて。「生理は病気ではない、だから痛みは我慢しなくてはならない」。当時はそう思い込んでいて、痛み以上に「我慢しなくちゃいけない」という気持ちのほうが強かったです。

── 婦人科などには通われていたのでしょうか?

── 婦人科に行くハードルが高かったんですね。

宮島さん:病院に行かずにやり過ごしていたのですが、子宮内膜症に気づく数か月前から、生理がくるたびになぜか胃が痛くなるようになったんです。友人と食事に出かけても胃が痛すぎて、食事時間の半分以上トイレにこもっている状態で…。でも、生理と同じで、2日くらい経つと痛みが消えるんです。痛む場所が胃だったので、生理痛とはまったくつながらず、そのまま3か月くらい放置していました。



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