ベトナム・ダナンで韓国人YouTuberがマッサージ店の従業員にセクハラ発言をしたとして、批判が殺到し炎上しています。この問題は、国際的な場で韓国のイメージを著しく損なう可能性があるとして、深刻な懸念が広がっています。
YouTuberの不適切発言で炎上騒動
約2万人のチャンネル登録者を持つ韓国人YouTuber「ベトナム・ドルチョンガク(未婚男性)」が、ベトナム・ダナンのマッサージ店で19歳の女性従業員2人にセクハラ発言をしたことが発覚し、大きな波紋を呼んでいます。彼は現地で働きながらYouTube活動をしていると自称しています。
問題となった動画では、マッサージを受けている最中に従業員に対し、「今まで何人と付き合った?」「キスをしたことはないの?」「僕が初恋相手になってもいい?」といったプライベートな質問を繰り返し、従業員が答えに窮すると「キスの仕方も知らないだろう?」と嘲笑するような発言もしていました。
さらに、「この体勢でキスしたことがあるのか?」「唇マッサージは唇でやるのか?」といった性的示唆を含む不適切な発言も繰り返しており、従業員が「わからない。やったことがない」と答えると「今ここで試してみよう」と迫る場面もあったといいます。
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批判殺到、動画は非公開に
この動画に対し、視聴者からは「国の恥」「到底許されない」「投稿する感覚が理解できない」といった批判が殺到。炎上を受け、動画は非公開となりました。
YouTuberは動画の説明欄で「韓国の基準では不快かもしれないが、ベトナムでは自然な会話だ」と釈明していました。しかし、このような言い訳は火に油を注ぐ結果となり、より一層批判を招きました。
専門家の見解
国際文化交流の専門家であるパク・ミンチョル氏(仮名)は、この件について「文化の違いを盾にするのは誤りです。相手が不快に感じる言動は、どんな文化圏でも許されるべきではありません。」と指摘しています。
国際的なイメージ失墜の危機
この問題は韓国国内だけでなく、海外にも波及しています。動画の内容はキャプチャされ拡散されており、「典型的な醜い韓国人(アグリーコリアン)」として認識され、現地での韓国人のイメージ悪化が懸念されています。
韓国のイメージコンサルタントであるキム・ソヨン氏(仮名)は、「今回の件は、韓国の国際的なイメージに大きな傷をつける可能性があります。個人レベルの問題にとどまらず、国家ブランドにも悪影響を及ぼす恐れがあるため、早急な対応が必要です。」と警鐘を鳴らしています。
今後の対策
韓国政府や関連団体は、今後このような事態を防ぐために、海外で活動するYouTuberへの教育や啓発活動の強化、適切な行動規範の策定などを検討していく必要があるでしょう。
この問題は、国際交流における文化の理解と尊重の重要性を改めて問うものとなっています。