いなば食品「CIAOちゅ~る」成功の裏側、崩壊の危機?社員の大量離職と会長のワンマン経営

いなば食品といえば、猫のおやつ「CIAOちゅ~る」の大ヒットで知られる企業。しかし、その輝かしい成功の裏で、深刻な内紛が進行しているという。今回は、現役社員や関係者の証言を元に、いなば食品の危機的状況を深く掘り下げていきます。

社員の大量離職、崩壊の兆し?

2024年度新入社員の大量入社拒否に始まり、社長夫妻による会社の私物化が報じられてきたいなば食品。現在、社内では経営責任を問う声が日に日に高まっているようです。

alt:いなば食品の工場らしき建物の写真alt:いなば食品の工場らしき建物の写真

ある関係者によると、2024年春の役員会で、ついに役員から会長解任を求める声が上がったとのこと。しかし、社長はこれを拒否。実質的なナンバー2であった常務も、会社の現状に失望し、2024年9月末に退社してしまったといいます。

会長解任を阻む「息子」の存在

なぜ社長は会長を解任できないのでしょうか?現役社員X氏の証言によると、社長には後継者として考えている息子がおり、「息子を人質に取られている」と漏らしているそうです。

一体どういうことでしょうか?別の関係者によると、夫婦間の揉め事において、会長は息子を持ち出して社長を脅迫するというのです。息子を溺愛する社長は、この脅しに屈し、家庭の方針はもちろん、会社の経営方針までも会長の意に反することはできない状態になっているとのこと。

焼津水産化学工業でも混乱を引き起こす会長

会長の権力は増す一方で、2024年9月には子会社「焼津水産化学工業」の取締役会長にも就任。早速、社内で混乱を引き起こしているようです。

焼津水産の関係者によると、会社のロゴ変更や全役職員の給与開示など、次々と思いつきを口にして従業員を困らせているといいます。

メディア報道を気に掛ける会長

そんな傍若無人な会長にも、意のままにならないものがあるようです。それは、自身に関するメディア報道。弁護士に相談するなど、気にしている様子が伺えます。

プレジデントオンラインに掲載された、神戸学院大学鈴木洋仁准教授によるいなば食品の炎上分析記事を読んだ会長は激怒。記事の削除を指示したという証言もあります。

まとめ:いなば食品の未来は?

「CIAOちゅ~る」の大ヒットで成功を収めたいなば食品。しかし、その裏側では、会長のワンマン経営と社員の大量離職という深刻な問題を抱えています。今後のいなば食品の動向に注目が集まります。