中居正広氏(52歳)を巡る女性トラブルが、国内外で大きな波紋を広げている。発端は、フランスのニュース専門テレビ局「BFM TV」がこの問題を大きく取り上げたこと。海外メディアの注目も集まる中、日本の民放テレビ局もついに中居氏側への聞き取り調査に乗り出したと報じられている。
謝罪文への反発と松本人志氏との比較
中居氏は公式ホームページで謝罪文を掲載し、トラブルを認めながらも暴力行為は一切ないと釈明した。しかし、「当事者以外の関与はない」「示談成立により芸能活動に支障はない」といった表現に、世間からは批判の声が噴出している。
さらに、文春オンラインは、昨年末に報じられた松本人志氏(61歳)のホテルでの飲み会に中居氏も参加していたと報道。この飲み会には、女性アテンド疑惑が浮上しているスピードワゴンの小沢一敬氏(51歳)も同席していたという。中居氏側は代理人弁護士を通じて参加を認めている。
こうした状況を受け、ネット上では、活動休止中の松本氏と比較する形で、「中居氏を擁護する人が少ない」という声が上がっている。松本氏にはセクシー女優の霜月るな氏のような“応援団”が存在したが、中居氏にはそういった存在が見られないのが現状だ。
中居正広氏
業界内の人望と粗品氏からの牽制
テレビ番組制作関係者によると、「松本氏の活動休止中には、同業者から復帰を求める声が上がっていたが、中居氏に対してはそういった声がほとんど聞かれない」という。業界内でも、中居氏の人望の薄さが指摘されているようだ。
また、霜降り明星の粗品氏(32歳)は自身のYouTubeチャンネルで中居氏に対し、「もう今までみたいな芸人スカしMCテクニックはできへんで」と牽制。中居氏の“上から目線”に不満を抱いていたタレントもいたことが伺える。
ファン離れの兆候
SMAP時代からの熱心なファン層は中居氏を擁護し続けているものの、「芸能活動に支障がない」という傲慢な印象を与える謝罪文を受け、「擁護できない」と距離を置くファンも出始めている。
中居氏の司会力と今後の展望
中居氏は国民的司会者としての地位を確立しているが、一部ではその傍若無人な司会ぶりに不快感を示す視聴者も存在していた。過去の番組での言動も掘り起こされ、批判の対象となっている。
今後の芸能活動に「支障がない」と強気な姿勢を見せる中居氏だが、果たして本当に思い描く通りの活動が続けられるのだろうか。
渡邊渚アナ
フジテレビへの影響
中居氏のトラブルへのフジテレビ社員の関与報道については、フジテレビ側は否定している。しかし、親会社のフジ・メディア・ホールディングスには大株主である米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」から厳しい書簡が送られるなど、同局への風当たりも強まっている。
中居氏の今後の動向、そしてフジテレビへの影響など、まだまだ目が離せない状況が続きそうだ。