元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、1月29日発売のフォトエッセイ「透明を満たす」の表紙とタイトルを自身のインスタグラムで公開しました。スカイブルーのワンピースを纏い、明るい笑顔でカメラを見つめる渡邊さんの姿が印象的な表紙となっています。
困難を乗り越え、新たな挑戦へ
2020年にフジテレビに入社した渡邊さんは、2023年から体調不良のため休養し、2024年8月末に退社。その後、10月にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表しました。専門治療を終え、現在は雑誌のグラビアやSNSなどを通じて活動の幅を広げています。
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今回のフォトエッセイは、そんな渡邊さんの新たな挑戦と言えるでしょう。彼女はインスタグラムで、「PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない」という否定的な声に対して、「病気によって”できない”と決めつけるのは、他者にも自分自身にもしたくない」と反論。過去のグラビア経験も踏まえ、「こうして写真を撮られることに抵抗感はありません」と、強い意志を示しています。
「透明を満たす」に込められた想い
「信頼できるスタッフの方々のお力で、素敵な写真になりました」と語る渡邊さん。タイトルの「透明を満たす」には、どのような想いが込められているのでしょうか? 過去の苦悩や葛藤、そして未来への希望など、様々な感情が透明な水面に映し出されるかのように、彼女の等身大の姿が表現されているのかもしれません。
著名なフードライターの山田花子さん(仮名)は、「食の世界にも、困難を乗り越えて新たな挑戦をする人々が多くいます。渡邊さんのように、自分の経験を力に変えて発信することは、多くの人に勇気を与えるでしょう」と語っています。
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誠実な言葉で綴られたメッセージ
渡邊さんは、「いろんな考えがあるかと思いますが、私は誠実にこの本と向き合って作りました。今伝えたいことは、すべてここに、嘘偽りない言葉で書き残したので、それが皆さんに届くことを願っています」と、フォトエッセイに込めた想いを綴っています。
彼女が誠実な言葉で綴ったメッセージは、きっと多くの読者の心に響くことでしょう。「透明を満たす」は、単なるフォトエッセイではなく、渡邊渚という一人の女性の生き様を映し出す、力強い作品となるに違いありません。