中居正広氏問題でフジテレビが社内説明会、港社長と嘉納会長が出席し4時間半に及ぶ

フジテレビの人気MC、中居正広氏を巡る女性トラブルとフジテレビ社員の関与報道を受け、同局は23日に社内説明会を開催しました。港浩一社長と嘉納修治会長が出席し、約4時間半にわたって行われたこの説明会は、社員からの厳しい質問が飛び交うなど、緊迫した状況だったようです。今回は、めざまし8の報道や関係者の声をもとに、この問題の真相に迫ります。

フジテレビ社員の関与とは?説明会で何が語られたのか

めざまし8によると、説明会は23日に行われ、港社長と嘉納会長が出席。約4時間半にわたる長時間の説明会となりました。 説明会は社内向けのため非公開でしたが、前回の記者会見での説明が不十分だったという批判を受け、番組で内容を伝える判断をしたとのことです。

フジテレビ本社ビルフジテレビ本社ビル

説明会では、中居氏と女性とのトラブルは2023年6月に発生し、港社長ら一部幹部は事実を把握していたにも関わらず、その後も中居氏が番組に出演し続けていたことが問題視されました。社員からは、新規番組や特番で中居氏を起用し続けた理由について、強い疑問の声が上がったと報じられています。

社員からの厳しい声、そして経営陣の回答は?

ある社員からは、「新規の番組、特番というものを何本も作っています。何本も中居さんを起用して作ってます。そういったキャスティングに関してストップがかからなかったのか。本当にそれは納得ができないというか理解に苦しみます。」といった、経営陣の判断を問いただす厳しい質問が投げかけられました。 女性の人権を尊重する初期対応は適切だったかもしれないが、なぜその段階で中居氏の出演を止めなかったのか、という疑問の声が上がっていたようです。

これに対し、嘉納会長は謝罪した上で、トラブルを把握した後の中居氏の出演について、「初動のところでやっぱり今後フジとしては中居さんとは距離を置こうと、僕はやっぱりやるべきだったと思います。できていなかったというのは正直言って反省すべき点だった」と述べ、判断の誤りを認めたとのことです。 この発言は、今後のフジテレビの対応に大きな影響を与える可能性があります。

今後のフジテレビの対応に注目が集まる

今回の説明会は、フジテレビが抱える問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。 中居氏の女性トラブルへの対応、そして社員からの厳しい声。 これらの問題にフジテレビはどのように向き合い、解決していくのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。