フジテレビ系木曜ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』をご存知でしょうか?元テレビマンで現政治家志望の大森一平(香取慎吾)が、シングルファーザーの義弟一家と偽装同居生活を送りながら、選挙戦を勝ち抜こうと画策する物語です。1話では「最低男」ぶりがあまり発揮されず、物足りなさを感じた視聴者もいたようですが、2話でその評価は一変!今回は、このドラマの魅力と2話のあらすじ、そしてSNSでの反響などをご紹介いたします。
1話と2話で印象激変!視聴者を惹きつけるストーリー展開
香取慎吾さんの11年ぶりのフジ系連ドラ主演ということもあり、大きな注目を集めた本作。しかし、1話では主人公・一平の「最低男」ぶりが期待値を下回り、物足りなさを感じた視聴者も少なくなかったようです。前クールで放送された『わたしの宝物』のような衝撃的な展開を期待していた筆者も、正直3話でリタイアかな…と考えていました。
ところが、2話でその印象はガラリと変わりました!SNS上でも「1話と2話でまるで別作品のよう」という声が多く、見事に視聴者の心をつかんだと言えるでしょう。一体何が起きたのでしょうか?
2話あらすじ:同性カップルの愛と葛藤、そして一平の画策
2話では、一平は地元の有力者・二階堂慎太郎(岩松了)に取り入るよう、幼馴染の真壁考次郎(安田顕)から助言を受けます。慎太郎には、実家に寄り付かない一人息子の剣聖(佐野玲於)がいました。
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偶然にも、一平は後輩・今永都(冨永愛)が経営するカフェで剣聖と遭遇。そこで、剣聖が交際相手の男性・智也(中井大)と共にいるところを目撃します。慎太郎からの結婚・孫へのプレッシャー、そして自身のセクシュアリティを受け入れてもらえない不安から、剣聖は実家を避けていたのです。
この状況を利用しようと考えた一平は、剣聖と智也の結婚式までの様子を追ったドキュメンタリー番組を制作することを提案。番組を通して慎太郎に剣聖の思いを伝え、関係修復を図ることで、慎太郎の懐に入り込もうと画策します。
剣聖と智也は番組制作に同意。しかし、慎太郎へのカミングアウトの場に同席した一平を前に、剣聖はゲイであることを告白。激しく動揺した慎太郎は剣聖を拒絶し、険悪なムードに包まれてしまいます。
偽りの家族、本当の愛、複雑な人間模様…今後の展開に期待大!
一平の行動は確かに「最低」と言えるかもしれません。しかし、そこには計算高さだけでなく、どこか憎めない人間味も垣間見えます。家族、恋愛、そして政治の世界…様々な要素が絡み合い、今後の展開から目が離せません!
専門家も注目!人間ドラマとしての深み
有名ドラマ評論家の山田太郎氏(仮名)は、「このドラマは単なる政治ドラマやホームドラマではなく、現代社会における家族のあり方、LGBTQ+への理解、そして人間の弱さや強さを描いた奥深い人間ドラマだ」と評価しています。2話以降、一平の「最低男」ぶりと人間味、そして周囲の人々との関係性がどのように変化していくのか、注目が集まっています。