ドイツの斬新な円筒型タイニーハウス「Slube」体験記:驚きの空間活用術と快適な滞在

この記事では、ドイツのノイシュトレーリッツにあるユニークな円筒型タイニーハウス「Slube」での宿泊体験を詳しくご紹介します。限られた空間を最大限に活用した設計、充実した設備、そしてスマートホーム機能まで、Slubeの魅力を余すことなくお伝えします。コンパクトな暮らしに興味のある方、旅行先で個性的な宿泊体験を求める方、必見です!

ミニマルで機能的なSlubeとの出会い

ニューヨークの狭いアパートで6年間暮らす私は、旅行の際にAirbnbでタイニーハウスをよく予約しています。フロリダ、メリーランド、カナダ、スイスなど、世界各地のタイニーハウスに泊まってきましたが、ドイツで出会った「Slube」は、空間活用術において群を抜いていました。

2022年のヨーロッパ鉄道旅行中、Airbnbで偶然見つけたのがノイシュトレーリッツにあるSlubeホテル。ユニークな円筒型デザインと充実した設備に惹かれ、2泊140ドルで予約しました。Slubeには、1階建ての「ベーシック」、2階建ての「ホーム」、屋上テラス付きの「タワー」の3種類があり、私は「ホーム」を選びました。

alt ドイツ、ノイシュトレーリッツにあるタイニーハウスホテル「Slube」の外観。円筒形のユニークなデザインが目を引く。alt ドイツ、ノイシュトレーリッツにあるタイニーハウスホテル「Slube」の外観。円筒形のユニークなデザインが目を引く。

わずか10㎡!驚きの空間設計

ベルリンから電車で到着したSlubeホテル。セルフチェックインで5号室に入ると、約10㎡の空間に、バスルーム、座席スペース、そして2階への階段が巧みに配置されていました。1階は約5㎡。折りたたみ式のテーブル、ベンチ、収納スペースなど、限られた空間を無駄なく活用した設計に驚きました。アメリカのタイニーハウスよりもはるかに効率的な空間設計だと感じました。

充実した設備と快適な空間

コンパクトな空間ながらも、コーヒーメーカー、ヘアドライヤー、食器など必要な設備はすべて揃っていました。バスルームも効率的に設計され、カーテンでトイレとシャワー・シンクを仕切る工夫がされていました。窓にはフィルムが貼られ、プライバシーを確保しつつ自然光を取り入れる配慮も。

alt タイニーハウス「Slube」内部。1階にはリビングスペースとバスルームが配置されている。alt タイニーハウス「Slube」内部。1階にはリビングスペースとバスルームが配置されている。

2階ロフトの寝室

階段を上ると、2階には快適なフルサイズのベッドが。枕もちょうど良い硬さで、ぐっすり眠ることができました。壁にはテレビが設置され、寝る前にNetflixを楽しむことも。ベッド脇には大きな窓があり、遮光カーテンも完備。

スマートホーム機能で快適な滞在

Slubeはスマートホーム化されており、スマートフォンアプリで照明や室温をフロアごとに調整できました。細やかな配慮が、滞在をさらに快適なものにしてくれました。

alt タイニーハウス「Slube」の2階ロフト。フルサイズのベッドとテレビが設置されている。alt タイニーハウス「Slube」の2階ロフト。フルサイズのベッドとテレビが設置されている。

空間活用術のヒント

タイニーハウス建築の専門家、田中健太郎氏(仮名)は、「Slubeのようなタイニーハウスは、限られた空間を最大限に活用するための工夫が凝らされており、都市部における住宅問題の解決策としても注目されている」と述べています。

私もSlubeでの滞在を通して、縦の空間を有効活用することの重要性を改めて実感しました。自分のアパートを増築することはできませんが、収納方法を見直すなど、Slubeのアイデアを参考に、より快適な空間づくりを目指したいと思います。

まとめ

ドイツの円筒型タイニーハウス「Slube」は、コンパクトながらも快適で機能的な空間でした。限られたスペースを最大限に活かす工夫、充実した設備、そしてスマートホーム機能など、魅力が満載。タイニーハウスでの暮らしに興味のある方、旅行で個性的な宿泊体験を求める方に、ぜひおすすめしたい宿です。