「駐車場を借りたい」 長野殺傷事件の逮捕2日前、現れた捜査員


【画像】「ドン」響く閃光弾と機械の音 長野の殺傷事件、特殊班突入の瞬間。長野県警が逮捕時に「NSIT」を投入した矢口雄資容疑者の自宅マンション

 捜査関係者によると、逮捕前日の夜までには、矢口容疑者が浮上。それまでにも、水面下で捜査が進んでいた可能性がある。

 「事件の関係で駐車場をお借りしたい」

 事件2日後の24日夜、現場から約3キロ離れた長野市内の集合住宅の近くで働く男性に、県警の捜査員からこんな依頼があった。矢口容疑者は、この住宅の一室に住んでいた。一人暮らしだったとみられている。

 以降、捜査員は夜も朝も張り込むようになった。男性は「もしかして、駅前の事件の容疑者が近くにいるのかと気になった」と振り返る。

 そして迎えた26日早朝。県警は、自宅にいた矢口容疑者を訪問。捜査員の呼びかけに応じなかったため、室内に突入して身柄を確保した。

朝日新聞社



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