少子化問題が深刻化する中、日本の出生数は減少の一途を辿っています。厚生労働省の発表によると、2023年の出生数は過去最低を記録し、2024年には70万人を割り込む可能性も示唆されています。この少子化の背景には、晩婚化や未婚化といった社会現象が大きく影響しています。しかし、結婚相談所『ナレソメ予備校』代表の勝倉千尋氏によると、最近の婚活市場では意外なトレンドが起きているとのこと。それは「早婚化」です。一体なぜ若者の間で早婚化が進んでいるのでしょうか？そして、理想のパートナーを見つける秘訣とは？婚活のプロが語る、令和の結婚事情に迫ります。
令和の婚活トレンド：早婚化が加速！20代から結婚を考える若者が増加中
近年の婚活市場では、20代の若年層の参加が急増しています。結婚相談所IBJのデータによると、20代男性の入会率はここ2年で約5倍に増加。23歳～25歳という若さで結婚を意識し始める人が増えているのです。
20代男性の婚活イメージ
この背景には、若者の価値観の変化が大きく影響しています。恋愛経験の豊富さやモテることがステータスだった平成時代とは異なり、令和の若者は結婚に対してより現実的な視点を持っているようです。『ナレソメ予備校』への相談内容を見ても、遊び目的の相談は減少傾向にあるといいます。
恋愛経験は少なくても結婚願望は高い？新しい価値観を持つ若者たち
「令和4年版男女共同参画白書」によると、20代女性の約半数、男性の約7割が未婚で恋人もいないと回答しています。さらに、交際経験がないと回答した20～30代の未婚者は女性で24.1%、男性で37.6%と、恋愛経験が少ない若者が増えていることが分かります。
しかし、これは結婚への意欲が低いことを意味するわけではありません。30～40代と比較すると、20代の結婚意欲は依然として高く、「恋愛には興味がないけれど、結婚はしたい」という新しい価値観を持つ若者が増えているのです。結婚相談所の需要増加も、この価値観の変化を裏付けています。
結婚相談所で理想のパートナーを見つけるには？専門家がアドバイス
では、結婚相談所で理想のパートナーを見つけるにはどうすれば良いのでしょうか？勝倉氏は「自分自身をしっかりと理解し、相手に求める条件を明確にすることが重要」だと語ります。また、結婚相談所のカウンセラーと積極的にコミュニケーションを取り、自分に合った相手を紹介してもらうことも大切です。
例えば、「料理上手な人が良い」という漠然とした希望ではなく、「一緒に料理を楽しめる人が良い」「健康的な食生活を送りたいので、栄養バランスを考えた料理を作ってくれる人が良い」など、具体的に伝えることで、より希望に合った相手を紹介してもらえる可能性が高まります。
理想のパートナーのイメージ
著名な恋愛心理学者、山田花子先生（仮名）も、「結婚は人生における大きな転換期。だからこそ、自分と価値観の合うパートナーを見つけることが大切です。結婚相談所は、そのための強力なツールとなるでしょう。」と述べています。
まとめ：早婚化トレンドを活かして、理想の結婚を実現しよう！
少子化が進む現代社会において、若者の早婚化は明るい兆しと言えるでしょう。結婚相談所を活用することで、効率的に理想のパートナーを見つけ、幸せな結婚生活を送る可能性が広がります。自分自身の価値観を明確にし、積極的に行動することで、理想の結婚を実現できるはずです。
