23日に引退した元タレントの中居正広さん(52)と女性のトラブルに局員が関与していたと報じられた問題で、27日、東京・台場のフジテレビで、港浩一社長らの会見が始まった。港社長は17日に会見を開いたものの、閉鎖的だったなどとして批判を浴びたため再会見となった。同局と親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMHD)の嘉納修治会長、同局の遠藤龍之介副会長、FMHDの金光修社長が出席している。
会見は開始から約40分後に質疑応答へ。最初に質問した男性記者が怒声を上げる一幕があった。
質疑応答の最初に指名された男性記者は、被害女性と中居さんの”食事会”は仕事の延長線上にあったと指摘。男性記者は「この女性と中居さんはお付き合いされていたわけじゃありませんよね。それなのになぜ、被害女性が中居さんの自宅に行ったのかと考えれば、それは仕事の延長線上と考えるのが筋だと思います」と述べた。すると、画面上に「プライバシー保護等のため音声を調整してお届けしております」の文字が現れ、音声が遮断された。
司会の上野広報局長が「質問はお控えいただけますでしょうか? 一部報道は出てますが、プライバシーの観点からご配慮お願い致します」と依頼したが、男性記者は質問を継続。「上役の女性アナウンサーにすぐ相談されたと…」と言い、上野局長は「それも個人を特定するような質問になってしまうので…」と質問をやめるよう促した。すると、男性記者は「質問できないじゃないですか!質問できないよ!冗談じゃないよ!」と声を荒らげ、その後も質問を続けた。
X(旧ツイッター)は「会見なんだから冷静にやり取りをして話を聞けよ」「質疑応答の一発目から怒号が飛んだぞ」「スゲー!!そして怒号でブチ切れ!!」「質問者1人目から怒号が飛んでてえぐいw」「質問いきなり怒号」などの反応が見られた。
中日スポーツ