「文春の幹部に話を聞いたんですけど…」と「ひるおび」出演ジャーナリスト「取材が甘かったことに尽きる」


 当初、女性がフジ社員から会食に「誘われた」としたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」などと判明したとしている。電子版に掲載された訂正文では、女性がこの会食を「フジ社員がセッティングしている会の“延長”と認識していた」とし、1月8日発売号以降の第2弾では訂正した内容で報じているという。

 この件について、コメンテーターとして出演の元NHK司法キャップのジャーナリスト・鎌田靖氏は「文春の幹部に昨日、話を聞いたんですけど、(訂正文と)同じような説明をしてました。橋下徹さんのインタビューでそういう指摘をされたので、フェアでなければいけないということで訂正したと」と文春幹部に取材をしたことを明かし、「まあ、取材が甘かったということに、私は尽きると思うんですけど」と語った。

 続けて、「ただ一つ、押さえておかないといけないのは、女性の認識がどうだったかということですね。文春の取材では、バーベキューの流れがあったので、延長線上として認識したと。これに関しては会見でもそうですが、事実関係については詰められないわけですよね、プライバシーの問題もあるし」と鎌田氏。

 第三者委員会の調査を待つしかないとしながら、「文春が訂正したことで、A社員の関与の度合いはだいぶ下がるわけですよね。それを受けた上で、社の責任はどうなのかということを、改めて冷静に考えなきゃいけないのかなと私は思います」と語った。

報知新聞社



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