元BiSHのモモコグミカンパニーさんが、1月28日放送の日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」に出演し、偏差値71を誇る超難関校、国際基督教大学高等学校(ICU高校)での意外な苦労話を明かしました。番組は「受験を勝ち抜いた有名人 マル秘合格テクニック大公開SP」と題し、東大卒の菊川怜さんや上智大卒の森迫永依さんなど、錚々たる顔ぶれが集結。その中でモモコさんは、ICU高校から国際基督教大学(ICU)に進学した経歴を紹介し、改めてその秀才ぶりを印象づけました。
ICU高校での英語の壁:受験英語vs.ネイティブ英語
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モモコさんはICU高校で、帰国子女が3分の2を占める特殊な環境に身を置いたことで、予想外の壁に直面したと語ります。中学時代には全国模試で英語3位という輝かしい成績を収めていた彼女ですが、教室では英語が飛び交う日常に戸惑いを覚えたそう。「受験英語をやってしまって。全然友達が言っていることが分からなくて…」と、当時の心境を吐露しました。
ネイティブ学習への憧憬と後悔
番組で森迫永依さんが、字幕なしで洋画を見て聞き取れなかった単語を書き出すという学習法を明かすと、モモコさんは「私もそういう勉強をすればよかった」と共感。ネイティブスピーカーのような流暢な英語を操る友人たちに囲まれ、「ネイティブな発音で勉強した方がよかった」と後悔の念をにじませました。英語教育専門家の山田先生(仮名)も、「受験英語は文法や読解に偏りがちで、実践的なコミュニケーション能力を養うには、ネイティブ環境への浸漬や、発音、リスニングを中心とした学習が不可欠です」と指摘しています。
受験英語の功罪:高い偏差値と実践力のギャップ
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モモコさんの経験は、受験英語の功罪を浮き彫りにしています。高い偏差値を取得できても、実践的なコミュニケーション能力が伴わない場合があるという現実です。グローバル化が進む現代社会において、真に使える英語力を身につけるためには、幼少期からのネイティブ学習や、実践的な英会話学習の重要性が改めて認識されるべきでしょう。
モモコさんの率直な告白は、多くの英語学習者にとって共感できる点が多いのではないでしょうか。英語学習の道のりは長く険しいですが、目標を定め、自分に合った学習方法を見つけることで、必ず道は開けます。