コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、今年6月以降、芸能活動を休止している元TOKIOの国分太一(51)が、日本テレビの事情聴取で“供述”していた「わいせつ事案」の全貌が、「 週刊文春 」の取材でわかった。
【画像】「そんなTOKIOは一日も早くなくしたほうがいい」鬼気迫る表情で語ったメンバーは…
国分が、日テレの『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板することが発表されたのは、6月20日のことだった。
「日テレの福田博之社長が会見で、複数人の外部弁護士など第三者で調査を開始し、国分に問題行為があったことが認められたため、この日の午前の臨時取締役会で番組の降板を正式決定したと発表しました」(スポーツ紙記者)
国分が語った、女性スタッフ2名に対する“わいせつ事案”
だが福田社長はこの「問題行為」の詳細を語ることはなく、国分自身も何一つ真相を明かさないまま、表舞台から完全に姿を消した。その後、10月になって国分は日弁連に人権救済を申し立てた。
そんな中、週刊文春は内情を知る日テレ関係者への取材を通じ、事情聴取を受けた国分が、日テレのコンプライアンス局の幹部社員と2人の弁護士に明かした“供述”の内容を入手した。
6月18日、汐留の日テレタワー。そこで国分が語ったのは、2人の女性スタッフに対するわいせつ事案だった――。
11月26日、国分は代理人である菰田優弁護士と共に会見を開き、騒動について謝罪した。コンプライアンス違反については「答えあわせができていない状況」と具体的な言及を避けた。菰田弁護士も「コンプライアンスに関わる問題で、日テレからも制限されているので、今の段階では説明を控えさせていただきます。申し訳ありません」と語った。
◇◇◇
11月26日(水)午前11時配信の「 週刊文春 電子版 」並びに27日(木)発売の「週刊文春」では、被害者のプライバシー保護に最大限配慮したうえで、わいせつ事案についての国分の証言を忠実に再現。さらに、いまも国分を支える松岡昌宏との一問一答や、日テレ福田社長への直撃などについても報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2025年12月4日号






