平成24年に日本でも大ヒットしたインド映画「ロボット」の続編。特殊メークなどにハリウッドからアカデミー賞スタッフを招き、インド映画史上最高の製作費90億円を投じた。主題はスマートフォンにまつわる問題で世界共通だ。
インドの街から次々とスマホが消え、やがて携帯電話業者や通信大臣がスマホに殺害される事件が発生。前作の主役、バシー博士(ラジニカーント)が調査に乗り出す。独特のユーモアとサスペンスフルな物語で楽しませる。もう少し短くした方が、リズミカルだったかもしれない。SFアクションものが好きな人に。
東京・新宿ピカデリー、大阪ステーションシティシネマなどで全国公開中。2時間30分。(健)
★★★☆(★5傑作 4見応え十分 3楽しめる 2惜しい 1がっかり ☆は半分)