2日の関東の雪 東京23区で3センチの降雪予想 朝がピークで積雪の恐れ


東京23区で3センチの降雪予想 2日の朝が降雪のピーク

明日2日18時までの24時間に予想される降雪量(いずれも多い所)
・東京23区:3センチ
・埼玉県北部と南部:3センチ
・神奈川県東部:2センチ
・箱根から多摩、秩父:10センチ
・関東北部の平地:2センチ

予想以上に降水が強まって、地上の気温が下がった場合は、降雪量が更に増える恐れがあります。東京地方では大雪警報発表の可能性が「中」レベルとなっています。

普段雪の降らないエリアでの積雪になるため、車のスリップ事故や歩行中の転倒事故などには十分ご注意ください。受験シーズンでもあるため、受験生は気象情報と交通情報をこまめに確認して、早めの行動を心がけてください。

雪が積もらなくても路面凍結に注意(3日朝)

3日朝の最低気温は南部では5℃以下の所が多く、さいたまは2℃の予想。北部は1℃前後まで下がる見込みです。週明けの通勤通学の際は足元に十分ご注意ください。

慣れない雪 注意すべき場所は

1つめは、歩道橋の上や橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。

2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや車のタイヤによって、雪が踏み固められると滑りやすくなります。

3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。

4つめは、地下への出入り口や建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

慣れない雪道を移動する際は、これらの場所は、特に気を付けて歩いてください。

日本気象協会 本社 木村 雅洋



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