【最強寒波襲来】2024年 記録的大雪への備え & 対策まとめ

日本列島に最強寒波が襲来! 4日(火)以降、北は北海道から南は九州まで、特に日本海側を中心に記録的な大雪が予想されています。今回は、この最強寒波の特徴と、大雪への備えについて詳しく解説します。

今季最強寒波の特徴:長期化、JPCZ発生、広範囲への影響

今回の寒波は、過去に例を見ないほどの規模と影響範囲が懸念されています。主な特徴は以下の3点です。

① 今季最強クラスの寒気が襲来

気象庁の発表によると、北日本から東日本の上空5000メートル付近にはマイナス39℃以下、西日本の上空1500メートル付近にもマイナス13℃以下の、まさに今季最強クラスの寒気が流れ込むと予想されています。この寒気の影響で、北日本から西日本まで広範囲で大雪となる可能性が高く、警戒が必要です。

日本海側の雪日本海側の雪

② 寒気が長期間居座る

今回の寒波は、一過性のものではなく、強弱を繰り返しながらも、少なくとも週末まで居座ると予想されています。長期的な大雪への備えが不可欠です。気象予報士の山田氏(仮名)は、「数日間続く大雪は、交通網の麻痺やインフラへの影響など、甚大な被害をもたらす可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

寒気の様子寒気の様子

③ JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の発生

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が発生し、北陸地方を中心に大量の雪雲が流れ込むと予想されています。JPCZは、シベリアからの寒気が長白山脈によって二分され、日本海で再び合流することで形成される収束帯です。このJPCZによって雪雲が発達しやすく、大雪につながるケースが多いとされています。

各地の積雪予想と警戒すべき点

北陸地方:災害級の大雪の恐れ

北陸地方では、24時間降雪量が100cmを超える「災害級の大雪」となる可能性も指摘されています。交通機関の麻痺や停電、孤立などのリスクが高まるため、早めの備えが必要です。

大雪の予想図大雪の予想図

北海道・東北・近畿:大雪と暴風雪に警戒

北海道では、太平洋側も含めて大雪となる見込みです。東北地方の日本海側や近畿北部でも大雪が予想され、暴風雪となる可能性もあります。不要不急の外出は控え、安全を確保しましょう。

西日本:平地でも積雪の可能性

中国地方から九州地方にかけても山沿いを中心に大雪となり、平地でも積雪となる可能性があります。普段雪に慣れていない地域では、特に注意が必要です。路面の凍結による交通事故や転倒などに十分注意しましょう。

まとめ:早めの備えと情報収集を

今回の最強寒波は、広範囲にわたる大雪や暴風雪をもたらす可能性があります。不要不急の外出は控え、最新の気象情報を確認し、早めの備えを心がけましょう。食料や飲料水の確保、防寒対策、停電への備えなど、万が一に備えて準備しておくことが重要です。