2026年春から放送されるNHKの連続テレビ小説が、明治時代を舞台にした『風、薫る』に決定。看護の世界で奮闘する女性主人公二人のうち一人を、女優・見上愛(24)が演じることが明らかになった。
【全順位あり】2025年にブレイクしそうな若手女優ランキング
“朝ドラ”といえば若手女優の登竜門とされ、『あさが来た』の波瑠(33)や『あまちゃん』ののん(31)らがヒロイン熱演後にブレイク。現在の人気につながったといっても過言ではない。
2025年度後期の朝ドラ『ばけばけ』では髙石あかり(22)がヒロインに決まっており、さらなる飛躍が期待されている。そこで本誌は、2025年にブレイクしそうな30歳以下の若手女優について20~60代の男女500人にアンケート調査を実施した。
第3位は朝ドラ主演が決定した見上愛。
見上は芸歴が比較的浅く、2019年にデビューしたばかり。一方で2021年の映画『衝動』でW主演を務めるなど、早くから頭角を現してきた。とくに2024年は見上にとって“当たり年”で、単独主演の映画『不死身ラヴァーズ』の公開に加え、NHK大河ドラマ『光る君へ』など連続ドラマ6作品に出演。存在感をアピールするには十分な働きぶりだったといえるだろう。
朝ドラ『風、薫る』では、ナースの地位向上を目指す天真爛漫な一ノ瀬りんを演じる見上。寄せられたコメントを見ても、大河出演から朝ドラヒロイン起用という目覚ましい成長ぶりにブレイクの気配を読み取る人が多かった。
《様々な作品で良い芝居をしているから》
《大河ドラマでの演技が良かった》
《ブームが来てるので》
《去年の大河ドラマに続き、朝ドラ出演は知名度向上効果が大きいので》
第2位には桜田ひより(22)がランクイン。
身長158cmと小柄な若手女優だが、目鼻立ちのはっきりした顔で画面やスクリーンに映れば抜群のインパクトを残す桜田。デビューは比較的早く、子役としてキャリアをスタートさせており、ドラマ『彼女、お借りします』(テレビ朝日系)や『silent』(フジテレビ系)などに出演している。2023年10月期の『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)では、同ドラマ史上最年少の家政婦に扮して話題を呼んだ。
桜田は演じるキャラクターの幅も広い。2022年の映画『おそ松さん』にチビ太役として出演した際は、坊主頭に毛が1本生えた衝撃ビジュアルを披露。2023年の映画『交換ウソ日記』では、話し下手だがヘヴィロック好きな一面を持つヒロインを好演している。そんな変幻自在の演技力とビジュアルの良さを評価するコメントが目立った。
《目が特に可愛い》
《演技が上手いと思う》
《好感度が高い》
《ドラマを観て、かわいいなーと思って》
そして、栄えある第1位は若手実力派女優・河合優実(24)。
24年のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で演じた、昭和の不良少女役を覚えている人も多いだろう。河合はこれまでにも数々の作品に出演しており、2024年9月に公開された映画『ナミビアの砂漠』では、やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きる主人公・カナを体当たりで熱演。カンヌ国際映画祭では、作品に国際映画批評家連盟賞をもたらした。
ちなみに河合は、2021年度の「第64回ブルーリボン賞」新人賞を受賞した実績を持つ。1月29日発表の「第67回ブルーリボン賞」では『ナミビアの砂漠』と『あんのこと』の演技を評価されて主演女優賞を獲得しており、いかに河合が駆け足でステップアップしているかがわかるだろう。コメントでは卓越した演技力だけでなく、独特な存在感について触れる人が多かった。
《山口百恵や上戸彩の系統だから》
《存在感がある 演技がしっかりしている》
《和風の顔は流行りそう》
《実力があって、雰囲気が大人っぽいから》