台湾の女優バービィー・スーさんが日本で死亡した中、夫であるClonのク・ジュンヨプが最後まで妻のそばを守ったと伝えられた。
3日、バービィー・スーさんの親友であり、台湾のメディア関係者であるジャ・ユンジエは自身のアカウントにバービィー・スーさんが亡くなる当時、自身も日本に滞在していたと明かした。
彼女は「話を聞いてすぐに新幹線に乗って向かった。あなたはいつものように平穏で、美しく眠っていた」とし「どんなに泣いても眠っているあなたを起こすことができなかった。心が痛いけれど、離してあげるしかなかった」と悲痛な心境を吐露した。
続けて、当時のク・ジュンヨプの姿を思い出した。ク・ジュンヨプをオッパ（お兄さん）と称した彼女は「結局、オッパは深いキスをしながら永遠の別れの挨拶をした。オッパの泣き声で、私たちの胸が張り裂けそうだった」と付け加えた。
バービィー・スーさんとク・ジュンヨプは20年を経て結ばれたラブストーリーで注目を集めた。Clonが台湾に進出した1998年に出会った二人は、周囲の反対で1年ほどの短い交際の末に別れた。
その後、バービィー・スーさんは2011年に中国の事業家・汪小菲（ワン・シャオフェイ）と結婚し、二人の子供を産んだ。そのような中、2021年11月にバービー・スーさんが離婚を発表すると、勇気を出したク・ジュンヨプは自ら連絡をとり、22年ぶりの再会に成功した。新型コロナウイルスの余波で挙式はせず婚姻届を出した二人。ク・ジュンヨプは台湾で国民の夫というニックネームを得て、今まで妻のバービィー・スーさんがいる台湾と韓国を行き来しながら生活した。
バービィー・スーさんの死亡が知られた中、2022年にク・ジュンヨプがtvNバラエティ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」での発言が再び取り上げられ、人々を悲しませている。当時彼は、バービー・スーさんと結婚後の幸せな日常に言及しながら「共に楽しく年老いていく想像をしたりする。彼女に白髪ができても可愛いだろうなと思う」と愛情を示した。
バービィー・スーさんは旧正月期間に日本旅行に行き、そこで死亡した。
彼女の実の妹シュー・シーディーは「新年に私たち家族は日本へ旅行に行った」とし「私の一番愛らしく、親切な姉バービィー・スーが不幸なことに、インフルエンザと肺炎によって私たちのそばを去った」と明かした。
キム・ヒョンソ
