妻を数十人にレイプさせた男の娘、性暴力被害者についての本を出版へ


【画像】妻を数十人にレイプさせた男、90年代にも不動産業者狙い性加害か 仏

昨年12月、ペリコ受刑者は、鎮静剤で当時の妻ジゼルさんの意識を失わせてレイプし、さらにインターネットで募った男数十人にも10年以上にわたってジゼルさんをレイプさせていた罪で禁錮20年を言い渡された。

他に50人の男が有罪とされ、それぞれ禁錮3年から15年を言い渡されている。

ダリアンさんは、自分の裸の写真を盗撮していたペリコ受刑者が母親だけではなく、自身に対しても性的暴行を加えていたと考えている。

薬物を使用した性暴力への啓蒙活動を続け、2022年には「Et j’ai cesse de t’appeler papa(そして私はパパと呼ぶのをやめた)」という本を執筆した。

ペリコ受刑者については、「危険な男」なので「獄中で死ぬべき」だと英BBCに語っている。

出版社のJS Lattesによれば、新刊は、レイプされた「証拠も記憶もない」被害者に焦点を当てたものになるという。

同社は、ジゼルさんも本を出版予定で、出版社のフラマリオンと交渉中だと5日、AFPに明らかにした。

ジゼルさんは、恥じるべきは被害者ではなく加害者だと訴え、薬物を利用した性的虐待への関心を高めるために公開裁判を求め、フェミニストの象徴的存在にもなっている。

ダリアンさんとジゼルさんはいずれも、悪意を持って薬物を投与し、相手の抵抗を奪った上での性犯罪の危険性に注意を呼び掛けたいとの考えを表明している。

「Pour que l’on se souvienne(私たちが忘れずにいるために)」と題したダリアンさんの本は、3月5日に発売予定だという。【翻訳編集】 AFPBB News



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