《バラバラ遺棄後に50万円引き出し》「大阪のトップ高校代表で研究成果を発表」“秀才だった”大木滉斗(28)容疑者が陥った“借金地獄”疑惑「債権回収会社が何度も…」


【写真】頭部が遺棄された廃マンション。ゴミが散乱している。容疑者と被害者が住んでいた高級マンションの外観

 現場周辺の防犯カメラ映像にはキャリーケースを引いて山を登る不審な人物が映っており、捜査線上に大木容疑者が浮上した。事情聴取を行ったところ、死体遺棄を認めたことから2月3日未明に逮捕。

 大木容疑者の供述に基づいて府警が捜索したところ、未発見とされていた頭部は大阪市中央区の廃墟マンション内で、保冷バッグとともに見つかった。大木容疑者と神岡さんは同じマンションに住んでいたことがわかっており、両者の関係性も捜査されています」(社会部記者)

 親子ほど歳の差のある男性2人の間に起きた残忍な事件。大阪市内の小学校に通った大木容疑者は、学生時代から「秀才」として有名だったという。大木容疑者を知る高校関係者が語る。

 幼少期からピアノを弾いていて、音楽が好きだったとも記憶しています。高校卒業後は国立大学に進学し、友人もいて、順調そのものに見えたんですが……」(高校関係者)

 そんな大木容疑者だが、近年の生活ぶりには金銭的困窮が窺える。大木容疑者を知る人物は「定職につかず、単発のバイトを繰り返していた」「“借金地獄”に苦しんでいた可能性がある」と話す。

「大木容疑者は弁護士事務所や債権回収会社から、何度も連絡を受けていた。現住所の家賃や水道料金も滞納している状況だったようです」

 大木容疑者は死体遺棄後、被害者である神岡さんのキャッシュカードで現金を引き出していたこともわかっている。

「秀才だった」学生時代から、事件を起こすまでに何があったのか。大阪市内にある実家を記者が訪ねると、大木容疑者の母親が混乱した様子でこう答えた。

「気持ちをおわかりいただきたいと思います。ごめんなさい、ごめんなさい。息子が大変な事をしてしまいました。何もわからないんです。本当にごめんなさい……」

 真相究明が待たれる。



Source link