多様な文化に触れ、3ヶ国語を操るインフルエンサー、Yunaさん。YouTube登録者数35万人超えという華やかな経歴の裏には、複雑な家庭環境、異文化での葛藤、そして母親との絶縁など、想像を絶する逆境がありました。Yunaさんはどのようにこれらの困難を乗り越え、今の成功を掴んだのでしょうか？ 自身の人生を赤裸々に綴った著書『北京・ハワイ・LAに移住してたどりついた どんな逆境もホームにする生き方』（KADOKAWA）を基に、Yunaさんの波乱万丈な半生と、逆境を乗り越える力強いメッセージをお届けします。
国際色豊かな環境で育った幼少期：日本、中国、そしてハワイへ
Yunaさんは日本、中国、アメリカの3ヶ国で育ちました。日本で生まれ、6歳までは日本で過ごしましたが、その後ご両親の都合で中国・北京へ移住。小学校入学と同時に新たな環境での生活が始まりました。しかし、この頃からご両親の関係が悪化し始め、10歳の時に母親と共にハワイへ移住することに。大学卒業まではハワイで過ごし、就職を機にロサンゼルスへ移り住みました。そして2024年5月、日本へ帰国。まさに国際色豊かな人生を送ってきたYunaさん。それぞれの国での経験が、彼女の人格形成に大きな影響を与えたことは間違いありません。
alt="Yunaさん インタビューの様子"
複雑な家庭環境：6人の異母兄弟の存在
一見華やかに見えるYunaさんの人生ですが、実は幼少期から複雑な家庭環境で育ちました。両親と妹の4人家族と思われていましたが、父親には複数の女性がおり、Yunaさんには6人の異母兄弟がいたのです。
電話で発覚した父の秘密
Yunaさんが小学生の頃、見知らぬ番号から母親宛てに「あなたの夫は、ほかにも女と子どもがいる」という電話がかかってきました。この電話で、父親の女性関係を知ることになったYunaさん。幼いながらに、父親はまるで「シェアオフィスを擬人化したような人」だと感じていたそうです。 家庭内での父親の存在は希薄で、日本に住んでいた頃から週に1回程度しか家に来ず、北京へ移住後も別々に暮らしていたといいます。
幼い心に刻まれた葛藤：多様な文化とアイデンティティの模索
様々な国で生活したYunaさんは、それぞれの文化の違いに戸惑い、自分のアイデンティティを見失うこともあったそうです。特に、言語の壁は大きな困難でした。しかし、これらの経験は彼女を強くし、多様な価値観を受け入れる柔軟性を育みました。
alt="Yunaさん 笑顔のポートレート"
多様な文化に触れ、様々な困難を乗り越えてきたYunaさんの人生は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。逆境をバネに、自分らしく輝き続ける彼女の生き方は、多くの人々の心に勇気を与えることでしょう。次回の記事では、Yunaさんがどのように困難を乗り越え、インフルエンサーとして成功を収めたのか、その秘訣に迫ります。
