【東大阪バラバラ殺人】逮捕の大木滉斗容疑者、犯行後の不可解な行動…深夜の猛ダッシュ、50万円引き出し…謎深まる動機と関係

国土交通省職員の神岡孝充さん(52)が殺害され、遺体が大阪・東大阪市の山中でバラバラの状態で発見された事件。逮捕された大木滉斗容疑者(28)の犯行後の行動が、謎をさらに深めている。本記事では、事件の概要と大木容疑者の不可解な行動、そして今後の捜査の展望について詳しく解説する。

事件の概要:山中で発見されたバラバラ遺体

2024年12月下旬、テレワーク勤務後に行方不明となった神岡さん。捜索の結果、東大阪市の山中で頭部のない胴体、両腕、両脚が発見された。その後、大阪市中央区の廃墟マンションで頭部が発見されるという凄惨な事件だ。司法解剖の結果、神岡さんは12月28日頃に窒息死させられた後、遺体を切断、遺棄されたとみられている。

バラバラ殺人事件の現場となった東大阪市の山中の様子バラバラ殺人事件の現場となった東大阪市の山中の様子

犯行直後の大木容疑者:キャリーケースと金髪カツラ

防犯カメラの映像には、犯行直後とみられる12月28日午後、大木容疑者が全身黒づくめの服装で、金髪のカツラを着用し、大きなキャリーケースを引いて歩く姿が捉えられていた。堂々と歩く様子からは、異常なまでの冷静さが感じられる。

謎の行動:深夜の猛ダッシュと50万円の引き出し

逮捕までの約1か月間、大木容疑者は自宅周辺で不可解な行動を繰り返していた。近隣住民の証言によると、1月10日頃に深夜、猛ダッシュで走る姿が目撃されている。また、同日、大阪市生野区のコンビニATMで神岡さん名義のキャッシュカードを使い、計50万円を引き出していたことも判明している。これらの行動の真意は何なのか?

大木容疑者がキャリーケースを運ぶ姿が捉えられた防犯カメラ映像大木容疑者がキャリーケースを運ぶ姿が捉えられた防犯カメラ映像

動機と関係性:今後の捜査の焦点

現在、警察は殺害の動機や神岡さんとの関係性について捜査を進めている。事件の背景には金銭トラブルや個人的な恨みなど、様々な可能性が考えられる。犯罪心理学者の山田教授(仮名)は、「犯行後の不可解な行動は、罪悪感と隠蔽工作の葛藤を示している可能性がある」と指摘する。今後の捜査で、事件の全容解明が期待される。

まとめ:残された謎の解明へ

東大阪バラバラ殺人事件は、残忍な犯行と不可解な行動の数々により、社会に大きな衝撃を与えた。警察の懸命な捜査により、犯人は逮捕されたものの、事件の真相はまだ闇の中だ。今後の捜査の進展に注目が集まっている。