【八千草薫さん死去】倉本聰さん「一番書きたかった人」

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八千草薫さん(左)と倉本聰さん

八千草薫さん(左)と倉本聰さん

 女優の八千草薫さんが死去したことを受け、テレビドラマ「前略おふくろ様」「やすらぎの郷」などを通じて半世紀にわたり親交のあった脚本家、倉本聰さんが28日、産経新聞の取材に応じた。主な内容は以下の通り。

 (訃報の)連絡を受けたのは(八千草さんが亡くなった)24日です。来たか、来ちゃったな、という気持ちでした。僕は3日に一度くらい連絡を取っていて、状況を知っていたのですが、まさかこんなに(病状の進行が)早いとは思いませんでした。

 僕らの世代にとって、八千草さんは美しく、永遠のマドンナでした。年を取ってもマドンナでしたし、その印象は今も変わっておりません。原節子さんが手の届かない方だとすれば、八千草さんは手の届くところにいらした、という感じのする方でしたね。

 以前の作品で、八千草さんに「~だよね」という、くだけた言葉遣いで話してもらったんです。「~ですわね」と話す(本人の)キャラクターとはあえて違う描き方をしたら、それはそれで、ものすごくかわいいんです。あの方は(何をしても)それはそれで光ってしまうんですよ。

 僕にとって八千草さんは、(脚本家として)「一番書きたかった人」でした。何しろ、いろいろな役のできる人でしたから。戦いのときに一番持ちたかった“武器”がなくなってしまった思いです。

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