フジテレビの人気アナウンサー、西岡孝洋さん(48)が3月末でフジテレビを退社することが分かりました。オリンピック5大会、サッカーW杯5大会連続実況という輝かしい実績を持つスポーツ実況のレジェンドが、新たなステージへと進む決断を下しました。
スポーツ実況の第一人者、西岡アナの輝かしい軌跡
西岡アナは1998年にフジテレビに入社以来、スポーツ実況の分野で圧倒的な存在感を示してきました。バンクーバー、ロンドン、東京オリンピックといった5大会のオリンピック実況、そしてドイツ大会から5大会連続でサッカーW杯の実況を務めるなど、その実力は折り紙付きです。
「すぽると!」の2代目メインキャスターや「めざまし8」の情報キャスターも務め、その活躍は多岐にわたっています。
alt=西岡孝洋アナウンサー、東京ドームのベンチ前で練習を見つめる姿
新たな挑戦への強い思いと、視聴者への感謝
西岡アナは数年前から「自分でビジネスに挑戦したい」という強い思いを抱き、宅地建物取引士、行政書士、ファイナンシャルプランナーといった資格を取得してきました。関係者によると、退職願は昨年8月に提出済みで、最近のフジテレビを巡る報道とは無関係とのことです。
西岡アナは「視聴者の皆さまの信頼回復が重要なこの時期に退社することには、正直なところ葛藤もあります。このような時期でのご報告となり申し訳ありません」と心境を吐露しています。
伝える力を武器に、新たなステージへ
退社後は、法律、不動産、金融といった分野で、アナウンサーとして培ってきた「伝える力」を生かして新たな道を歩む意向を示しています。オファーがあればアナウンス業にも対応していくとのこと。
西岡アナは「フジテレビでのアナウンサー人生で、幼い頃から大好きだったスポーツに携わり、オリンピックで日本選手が金メダルを獲得した瞬間や、サッカーW杯の日本戦を実況できたことに本当に感謝しております」とこれまでのアナウンサー人生を振り返り、「これまで支えてくださった視聴者の皆さま、そして多くのアスリートの皆さま、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べています。
西岡孝洋アナウンサー プロフィール
1976年2月13日生まれ、佐賀県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、1998年4月にフジテレビ入社。「ナイスデイ」のリポーター、「FNNスーパーニュース」のキャスターを経て、「すぽると!」のメインキャスターに抜擢。2021年4月からは「めざまし8」の情報キャスターを務めました。趣味は旅行、特技は資格の勉強。
西岡アナの新たな挑戦に、多くのファンがエールを送っています。今後の活躍に期待が高まります。