あさイチ出演で告白、更年期の手の悩みに共感の声も
女優の濱田マリさん(56)がNHK「あさイチ」に出演し、4年以上も「母指CM関節症」の痛みに悩まされていることを告白しました。日常生活にも支障が出ているそうで、多くの視聴者から共感の声が上がっています。
母指CM関節症とは?濱田マリさんの辛い症状
2月12日放送の「あさイチ」では、更年期の手の不調を特集。濱田マリさんも自身の経験を語り、40代半ばに両手の中指と薬指が「ヘバーデン結節」と診断されたことを明かしました。幸いにも半年ほどで痛みは収まったものの、50代に入ってからは今度は「母指CM関節症」を発症。親指の付け根の関節が痛み、4年以上も症状が続いているそうです。
濱田マリさん
濱田さんは、「タオルを絞るのも、目薬を差すのも、痛くてできない」と日常生活での困難を告白。つまむなどの細かい動作が特に痛みを伴うそうで、「本当に大変です」と苦悩を語りました。
専門医の診断と濱田さんの思い
医師の診察を受けた濱田さんですが、「治らない」と言われてしまったとのこと。番組内で、ヘバーデン結節に悩む40代女性が手外科専門医から対処法を教わり、うれし泣きする場面が紹介されると、濱田さんは「私も泣けばよかった。でも、泣くこともできなかった…」と複雑な心境を吐露しました。
母指CM関節症とヘバーデン結節:原因不明の難治性疾患
日本整形外科学会の公式サイトによると、「母指CM関節症」は親指の付け根の関節の変形性関節症。「ヘバーデン結節」は指の第1関節が変形し曲がってしまう疾患で、どちらも原因は不明とされています。
濱田マリさん出演の連続テレビ小説「おむすび」
更年期と手の不調:多くの女性が抱える悩み
更年期には、女性ホルモンの減少に伴い、様々な体の不調が現れることがあります。手の痛みやしびれもその一つで、濱田さんのように日常生活に支障をきたす場合も少なくありません。
専門医への相談と適切なケアの重要性
更年期の手の不調は、放置せずに専門医に相談することが大切です。適切な診断と治療を受けることで、症状の改善が期待できます。また、日常生活でのケアも重要です。例えば、痛みを悪化させる動作を避けたり、温罨法などで患部を温めたりすることで、症状を和らげることができます。
濱田さんの告白は、更年期の手の悩みに苦しむ多くの女性に勇気を与えたのではないでしょうか。適切なケアと治療で、少しでも快適な生活を送れるように願っています。