【02月13日 KOREA WAVE】韓国の「サイバー外交使節団」を名乗る市民団体VANKが、世界の主要な地図サイトを調査した結果、韓国の海洋領土が正しく表示されていないことが判明したと主張している。同団体はこれを是正するためのキャンペーンを展開するという。
VANKは「世界の主要な国家情報サイトや地図ポータルサイトで提供される韓国の地図で、海洋領土が相対的に小さく表現されている」と提起している。そのため、世界的に影響力のある39のウェブサイトを対象に「韓国に関する誤った情報」を正すグローバルキャンペーンを実施すると発表している。
VANKによると、韓国の海洋領土が日本や中国と比べて著しく小さく描かれていることが確認されたという。
特に、米中央情報局(CIA)の地図では、韓国の領海が大幅に縮小されていたとしている。さらに、韓国が「独島」と呼ぶ島根県竹島について「韓国の領海にかろうじて含まれるか、もしくは明確に表記されていないなどの誤りが発見された」と主張しつつ「一方で、日本の領海は韓国の2〜3倍以上の広さで描かれており、明確なバイアスがある」としている。
VANKは「特にCIAが提供する韓国の地図情報の歪曲は、他の世界地図サイトにも影響を与え、結果的に誤った認識を広める恐れがある」と表明し、「このような問題は、韓国の地理的アイデンティティや海洋主権に対し、深刻な影響を及ぼす可能性がある」とアピールしている。
VANKは「私たちが海洋領土に無関心でいる間に、国際社会において韓国の海洋領土が消えかけている」「目に見える独島が重要なように、目に見えない韓国の海洋領土も非常に重要である」と述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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