習主席が香港長官と会談 「秩序回復が最重要任務」と強調

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 【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信によると、習近平国家主席は4日夜、香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官と上海で会談した。香港で「逃亡犯条例」改正問題に端を発した混乱が続いていることについて、習氏は「暴力を止め動乱を制し、秩序を回復することが香港の当面の最重要任務だ」と事態の沈静化を求めた。香港で抗議デモが本格化した6月以降、両者による会談が伝えられるのは初めて。

 習氏と林鄭氏は、5日に開幕した「中国国際輸入博覧会」に出席するため上海を訪れていた。習氏は「法に基づいて暴力活動を止め、処罰することは広範な香港市民の幸福を守ることになる」と強調。深刻化する抗議デモに対し、引き続き厳しい姿勢で対処するよう求めた。

 一方、林鄭氏に対しては「中央(政府)はあなたに最高の信頼を置いている」との認識を示した。林鄭氏をめぐっては、10月下旬に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が、林鄭氏の更迭を中国政府が検討していると報道している。

 林鄭氏は香港情勢について習氏に報告した。会談には、中国共産党中央弁公庁の丁薛祥(てい・せつしょう)主任、外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員、王毅国務委員兼外相、趙克志国務委員兼公安相らが同席した。

 林鄭氏は、香港政策を担当する韓正副首相(共産党政治局常務委員)と6日に北京で会談する予定。

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