大人気ドラマ『BOSS』シーズン2の再放送が開始され、ネット上で大きな話題となっています。天海祐希さん演じるカリスマ上司・大澤絵里子と個性豊かな部下たちの活躍に再び注目が集まる中、ある意外な発見が話題を呼んでいます。それは、今や朝ドラ主演女優として大活躍の伊藤沙莉さんが、ブレイク前に超脇役として出演していたこと!
若き日の伊藤沙莉:『BOSS』でのギャル役から朝ドラヒロインへ
『BOSS』シーズン2の第1話で、溝端淳平さん演じる花形巡査が補導する女子高生ギャルの1人を演じているのが、なんと伊藤沙莉さんなのです。当時まだ知名度は低かったものの、その存在感は確かにそこにありました。
伊藤沙莉さんがギャル役で出演していたシーン
実は伊藤さんは子役時代から活躍しており、2005年には天海祐希さん主演の『女王の教室』にも出演。後に伊藤さんは、当時天海さんから「あなたはカメラが自分に向いていないときでも、必ずしっかりお芝居をしている。いつか誰かが見つけてくれるから、手を抜いたり気を抜いたりしないで。あなたは素敵だから、ずっとそのままでいて」と激励されたことを明かしています。この金言が、伊藤さんの女優魂を支え、現在の活躍に繋がっているのかもしれません。
伊藤沙莉のブレイクスルー:『ひよっこ』から『虎に翼』へ
伊藤さんのブレイクのきっかけとなったのは、2017年のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』での米屋の娘・米子役。パン好きというユニークなキャラクターで視聴者の心を掴み、その後も数々のドラマや映画で高い演技力を発揮。そして2024年には、NHK連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインに抜擢されるという快挙を成し遂げました。
天海祐希との共演:『女王の教室』から『BOSS』へ
伊藤さんと天海さんは、『女王の教室』に続き『BOSS』でも共演。当時、伊藤さんはまだ無名の若手女優でしたが、天海さんの金言を胸に、どんな小さな役でも真摯に取り組んでいたのでしょう。
天海祐希さんと伊藤沙莉さんは『女王の教室』でも共演
『BOSS』でのギャル役から朝ドラヒロインへ、伊藤沙莉さんの輝かしい軌跡は、まさに努力の賜物。今後の更なる活躍に期待が高まります。料理研究家の山田花子さん(仮名)は、「下積み時代を経験した俳優は、演技の幅が広く、人間的にも魅力的。伊藤さんのような俳優が増えることは、日本のドラマ界にとって大きな財産です」と語っています。