「40までにしたい10のこと」第6話、慶司の繊細な心理描写が話題沸騰!震える口元に視聴者から感動の涙

風間俊介が主演し、庄司浩平が共演するドラマ24「40までにしたい10のこと」(毎週金曜深夜0:12-0:42ほか、テレ東系ほか/Lemino・TVerにて配信)の第6話が8月8日に放送され、大きな反響を呼んでいる。特に、雀(風間)と慶司(庄司)がコーヒーを飲むシーンでの慶司の口元が微かに震える描写は、雀を大切に思う気持ちが痛いほど伝わり、多くの視聴者の涙を誘った。X(旧Twitter)では、「慶司がコーヒー飲むシーンやばい」「コーヒー飲む姿が震えてたの良き良き」「表情がもう見てられない…ツライ…」「慶司なりに一生懸命頑張ってああなったって知って萌え泣いたわ」「冷静を装ってたけど、口元とか震えてるし、ものすごく頑張ったんだね」「コーヒー啜ってる時の動揺した背中、背中で心情を語る芝居が秀逸 」「繊細さに胸がぎゅっ。涙出ちゃう」といったコメントが殺到し、関連ワードがトレンド入りを果たすなど、その注目度の高さを示した。

ドラマ「40までにしたい10のこと」とは

本作は、累計発行部数75万部を突破し、BLアワード2024総合コミック部門で堂々の1位を獲得したマミタによる同名漫画を原作としている。40歳を目前にした“枯れた”上司と、クールなアラサーイケメン部下が織りなす、大人のオフィスラブストーリーが描かれ、多くの読者を魅了してきた。

主人公の十条雀を演じるのは、幅広い役柄をこなす風間俊介。雀は、職場では仕事もできて面倒見の良い頼れる上司だが、私生活では10年以上恋人がおらず、40歳を目前にしながらも一歩踏み出せずにいる、どこか切ないアラフォー男子だ。一方、雀にひそかに思いを寄せながらも、社内ではクールな姿勢を貫く年下部下・田中慶司を庄司浩平が演じる。慶司は、雀が密かに作成した「やりたいことリスト」の存在を知ってから、一途な思いで雀との距離を縮めていく。

その他、雀の部下であり慶司の同僚である個性豊かなキャラクターたちも物語を彩る。思ったことを即座に口から飛び出す正直者でお調子者の田中颯役には平井亜門、冷静沈着に仕事をこなし頼りになる宇多川茜役には高山璃子、田中のKY発言に的確にツッコミを入れ、チーム内の信頼も厚い吉沢将役にはワタナベケイスケが名を連ねる。さらに、ドラマオリジナルキャラクターとして、豪快な性格でお節介焼き、独り身の雀のことを気にかけている同期の営業マン・黒木啓介役を平子祐希(アルコ&ピース)が務め、雀を優しく見守るぬいぐるみ・すず子の声を声優の三石琴乃が担当するなど、豪華な布陣で視聴者を楽しませている。

「俺とやりません?」慶司の切ない提案

物語の始まりは、主人公である十条雀の日常生活に焦点を当てる。10年以上恋人がおらず、変わり映えのない毎日を送る会社員の雀は、40歳の誕生日を3カ月後に控え、漠然とした焦りを感じていた。そんな中、ふとしたきっかけで個人的に書き出した「40までにしたい10のことリスト」を、まさかの10歳年下のイケメン部下・田中慶司に見られてしまう。この予期せぬ出来事に慌てふためく雀に対し、慶司は大胆にも「このリスト、俺とやりません?」と提案する。さらに、自身がゲイであることを告白し、「俺はあなたのこと余裕で抱けます」と、ストレートな言葉で雀への強い想いをアピールする。この衝撃的な告白から、二人の関係は大きく動き始めるのだ。

慶司の繊細な心情が描かれた第6話のハイライト

デートとデパ地下ケーキ全制覇

第6話では、慶司と雀の関係がさらに深まる温かいシーンが描かれた。慶司は、最近少し太ったと話す雀にスカッシュを提案。もしラリーが続けば、雀の「40までにしたい10のことリスト」の一つである「デパ地下のケーキ全制覇」を実行しようと約束する。二人は全力でスカッシュを楽しみながら、見事に目標を達成。この何気ない共同作業を通じて、雀は慶司と一緒に過ごす週末の穏やかな時間に確かな幸せを感じる。

そして、スカッシュの後にデパ地下で手に入れた様々なケーキを手に、二人は雀の家へ。テーブルいっぱいに並べられた色とりどりのケーキを、二人で一つひとつ味わいながら頬張る。甘いひとときの中で、慶司は雀への秘めた想いを抑えきれなくなり、不意に雀を抱き寄せ、優しくおでこにキスをする。その直後、「今日はここまでにしとく。それ目的と思われたくないから」と、自らの気持ちを抑え込むように静かに告げる慶司の姿は、多くの視聴者の心に切なさを残した。

キス後の「動揺」が心を揺さぶる

キスを終え、慶司は「さぁ!」と明るく笑って空気を変え、「ケーキの続き食べましょか」と促してソファから降り、テーブルへと向かう。「あ、コーヒー、ありがとうございます」と雀が出したコーヒーを手に取る慶司。しかし、その手つきはどこかぎこちなく、コーヒーを口に運ぶ慶司の口元は微かに震えている。彼はその一杯を、まるでとてつもない重みを持つかのように、ごくりと大きく飲み込んだ。この一瞬の慶司の動揺を、雀は決して見逃さず、その様子をじっと見つめていた。

その後、「いやぁ、うまかったな、デパ地下ケーキ!」「ね、全制覇のためにまた行きましょ」と、デパ地下ケーキの感想を言い合いながら、二人は駅前の階段を降りていく。雀が「俺さ、今日、すげぇ、楽しかった。ジムもおうちケーキも」と素直な気持ちを伝えると、慶司も「俺も楽しかった。全部」と応える。雀が嬉しそうに笑うと、慶司はふいに「おやすみなさい、雀さん」と、普段はあまり見せない下の名前で呼びかけ、優しく頭をポンポンとして去っていく。突然の呼び名と行動に、雀は呆気に取られたように自分の頭を触りながら、遠ざかる慶司の後ろ姿を見送るのだった。

普段はタメ口になったり、下の名前で呼んだりする慶司だが、コーヒーを飲む際のその様子からは、彼が抱える緊張と、雀に対する繊細な気遣いが痛いほど伝わってきた。一見生意気な年下に見える慶司が、実は雀との距離を慎重に測り、彼を心から大切に思っていることが鮮明に描かれ、そのいじらしさに視聴者からは涙が込み上げてきたという声が多数寄せられた。

視聴者の共感と絶賛の声

特にX(旧Twitter)上では、慶司の繊細な心情表現に対する共感と絶賛の声が溢れた。前述の通り、「慶司がコーヒー飲むシーンやばい」「コーヒー飲む姿が震えてたの良き良き」「表情がもう見てられない…ツライ…」「慶司なりに一生懸命頑張ってああなったって知って萌え泣いたわ」「冷静を装ってたけど、口元とか震えてるし、ものすごく頑張ったんだね」「コーヒー啜ってる時の動揺した背中、背中で心情を語る芝居が秀逸 」「繊細さに胸がぎゅっ。涙出ちゃう」など、多岐にわたる感想が投稿され、慶司の演技がどれほど視聴者の心を掴んだかが示された。感情を抑えつつも、わずかな仕草でその想いを表現する庄司浩平の演技は、多くのファンに「萌え泣き」をもたらし、ドラマの感動を一層深めた。

コーヒーを飲む慶司の口元が震える「40までにしたい10のこと」第6話の象徴的なシーンコーヒーを飲む慶司の口元が震える「40までにしたい10のこと」第6話の象徴的なシーン

第6話が示した「40までにしたい10のこと」の魅力

ドラマ「40までにしたい10のこと」第6話は、単なる物語の進行に留まらず、登場人物たちの奥深い心理と、それを繊細に表現する演技の妙を存分に示した。特に庄司浩平演じる田中慶司の、表面的なクールさの裏に隠された雀への一途な想いと、そのがんばりが微細な身体の動きや表情に現れる様は、視聴者の心を強く揺さぶった。この感情の機微を捉えた描写こそが、本作が大人のラブストーリーとして高い評価を得ている所以であり、SNSでの爆発的な反響は、その感動が広く共有された証と言えるだろう。今後の二人の関係の進展から目が離せない。

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