武田玲奈さん。その透明感あふれる美しさで、デビュー以来、国内外問わず多くのファンを魅了し続けています。10周年を迎えた彼女の女優としての成長、そして未来への展望に迫ります。
透明感の裏側にあったギャルへの憧れ
フィンランドで撮影された10周年記念写真集『SISU』では、妖精のような美しさを披露した武田さん。しかし、意外にもデビュー前は“ギャル”に憧れていたといいます。当時流行していたギャルメイクやファッション。ティーン向け雑誌『Popteen』を愛読し、舟山久美子さん(くみっきー)に憧れていたそうです。
武田玲奈さんの美しい写真
上京と芸能界デビュー – 地方から夢の舞台へ
『Popteen』のモデル募集をきっかけにオーディションを受け、見事合格。高校2年生のタイミングで福島県から上京し、一人暮らしを始めます。当時を振り返り、「不安よりも希望の方が強かった」と語る武田さん。憧れの芸能界への期待と、刺激的な日々に胸を膨らませていたといいます。
初の水着グラビアと女優デビュー – チャレンジ精神と成長の芽生え
芸能界デビューの翌年、青年誌『ヤングジャンプ』で初めての水着グラビアに挑戦。抵抗はあまりなく、むしろチャレンジ精神が勝っていたと語ります。そして、映画『暗殺教室』で女優デビュー。その後、舞台『四谷怪談』で演技の楽しさを発見し、女優としての道を歩み始めます。
仮面ライダーアマゾンズと女優としての覚悟 – 長期にわたる役作りとアクションへの挑戦
配信ドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』では、ヒロインの水澤美月役を好演。シーズン1、2を通して同じ役を演じ、長期にわたる役作りに挑戦しました。仮面ライダーシリーズへの憧れと、初めてのアクションへの挑戦を通して、女優としての強い覚悟が芽生えたといいます。
飛躍の年と転機となった作品 – 綾部真弥監督との出会い
2024年は話題のドラマに多数出演し、女優として飛躍の1年に。特に映画『人狼ゲーム』は、彼女にとって大きな転機となりました。綾部真弥監督との出会いは、女優としての取り組み方に大きな変化をもたらしたと語ります。厳しいながらも愛のある指導を受け、アドリブの入れ方や役への集中など、多くのことを学んだそうです。
10年の軌跡と未来への展望 – 止まらない躍進と新たな挑戦
モデルデビューから10年、ドラマ、映画、舞台と活躍の場を広げ、現在もNHKドラマ『東京サラダボウル』で流暢なベトナム語を披露するなど、進化を続けています。
今後の更なる活躍に期待が高まります。
武田玲奈さんのプロフィール
1997年7月27日生まれ、福島県出身。2014年に『Popteen』でモデルデビュー、2015年に映画『暗殺教室』で女優デビュー。福島県いわき市の観光大使も務めています。