デヴィ夫人率いる新党「12平和党」の謎多き共同代表に迫る!

デヴィ夫人が立ち上げた「12平和党」。犬猫愛護を掲げ、7月の参院選への挑戦を表明したこの新党には、選挙のプロやデヴィ夫人と共に、謎多き人物が共同代表として名を連ねています。今回は、その人物、堀池宏氏について深堀りしていきます。

中国出身の大富豪、堀池宏氏とは?

堀池宏氏、またの名を玄陵氏。中国出身で1992年に帰化した起業家です。日商岩井(現・双日)勤務を経て、香港で空調機メーカー「格力」を創業し、2006年に引退。その後、犬食禁止活動に尽力し、世界愛犬連盟を創設しました。

デヴィ夫人と堀池宏氏デヴィ夫人と堀池宏氏

N党とのトラブル、そして真相は?

堀池氏は、NHKから国民を守る党(N党)とのトラブルで、既に一部では知られた存在でした。N党の立花孝志党首によると、2022年の参院選前に堀池氏側からN党からの出馬打診があったものの、当時ガーシー氏の擁立を目指していたため断ったとのこと。その後、N党内部から「堀池氏は中国のスパイ」という疑惑が浮上し、名誉毀損訴訟に発展したと語っています。堀池氏自身は会見でこの疑惑を「全くの誹謗中傷」と否定し、公認申請自体を否定しています。

選挙のプロ、藤川氏の見解

「12平和党」の選挙を支えるのは、選挙のプロとして知られる藤川晋之助氏。藤川氏によると、堀池氏はトランプ前大統領とも親交のある大富豪で、台湾などで犬食禁止の法律制定に貢献してきた人物。しかし、日本の政治家には相手にされず、岩屋毅元外相にも話が通じなかったと明かしています。

デヴィ夫人の決意

日本の政治に失望した堀池氏と、現状を打破したいデヴィ夫人。二人の思いが「12平和党」結成の原動力となったようです。デヴィ夫人は「国会議員はアテにならない。アタクシたちでやるしかないのよ」と強い決意を語っています。

犬猫愛護、そして日本の未来は?

「12平和党」の主張する犬猫愛護政策は、多くの人の共感を呼ぶテーマです。動物愛護の観点だけでなく、日本の政治のあり方、そして未来を問う存在として、「12平和党」の動向に注目が集まります。果たして、この新党は日本の政界にどのような風穴を開けるのでしょうか。