55歳を迎えたモデルの亜希さん。清原和博氏の元妻としても知られる彼女が、昨年末に新刊『人生はプラマイチャラ』(幻冬舎)を出版しました。シワもソバカスも隠さない笑顔の表紙からは、人生の酸いも甘いも経験してきたからこその強さと魅力が溢れています。本記事では、亜希さんの新刊とこれまでの道のりを振り返りながら、年齢を重ねるということ、そして真の「イイ女」とは何かを考えていきます。
亜希さんの笑顔のアップ。新刊『人生はプラマイチャラ』の表紙
年齢を重ねることを楽しむ、亜希さんの人生哲学
新刊『人生はプラマイチャラ』には、亜希さんの人生哲学がユーモアたっぷりに綴られています。特に年齢を重ねることについて、彼女は独自の表現で語っています。
「不幸の香りがし始めた頃ぐらいから、私、美味しくなってきたと思う。(笑)」
「私のモデルの賞味期限は50歳だった。今、55歳。腐ってはいないけど発酵した(笑)。ちょうど美味しくなってきたはず」
まるで熟成されたワインのように、年齢を重ねるごとに深みが増していく、そんな女性像が目に浮かびます。 50代を迎えてもなお、前向きに年齢を受け入れ、楽しむ亜希さんの姿は、多くの女性に勇気を与えてくれるでしょう。
笑いを作り出せる女性こそ「イイ女」
亜希さんは、外見の美しさだけでなく、内面の輝きも大切にしています。彼女にとっての「イイ女」の定義は、着飾ることではなく、笑いを作り出せること。
「着飾った女よりも、笑いを作り出せるほうが、圧倒的にイイ女!」
この言葉は、現代社会で忘れられがちな、本当の美しさとは何かを思い出させてくれます。 周りの人を笑顔にできる女性、ユーモアのセンスを持つ女性、そんな女性こそが真の「イイ女」なのかもしれません。料理研究家のA子さん(仮名)も、「内面の美しさが表情や雰囲気に現れ、真の魅力となる」と述べています。
華やかな経歴の裏に隠された試練の数々
15歳でアイドルデビュー、その後モデルとして活躍し、39歳で女性誌『STORY』の表紙を飾るなど、華やかなキャリアを築いてきた亜希さん。しかし、その裏には、両親の離婚、15歳での上京、母との死別、そして清原和博氏との結婚と離婚など、多くの試練がありました。
39歳当時、STORYの表紙を飾る亜希さん
清原氏との離婚、そしてシングルマザーとしての奮闘
2000年に結婚、2人の息子を授かった亜希さん。しかし、2014年に清原氏と離婚。離婚成立前から、清原氏の薬物使用疑惑などが報じられていました。2016年には、清原氏は覚醒剤所持・使用で逮捕、有罪判決を受けます。 世間から注目を集める中、亜希さんはシングルマザーとして2人の息子を育てながら、新たな道を切り開いていきました。
料理家としての新たな出発
離婚後、亜希さんは2人の息子のために作る料理をSNSで発信し始めます。その美味しそうな料理と愛情のこもった食卓風景が評判を呼び、YouTubeやテレビで料理家としても活躍するようになりました。 苦難を乗り越え、新たな人生を切り開いていく亜希さんの姿は、多くの人々に希望を与えているのではないでしょうか。 B大学社会学教授のC先生(仮名)は、「困難な状況を乗り越え、新たな役割を見つけることは、個人の成長だけでなく、社会全体への貢献にも繋がる」と指摘しています。
55歳、新たなステージへ
人生の浮き沈みを経験し、55歳を迎えた亜希さん。新刊『人生はプラマイチャラ』には、そんな彼女だからこそ語れる、人生のヒントが詰まっているはずです。 これからも、彼女の人生から目が離せません。