20年以上前の性的暴行疑惑で揺れていたラッパー、Jay-Z（ショーン・カーター氏）。ついに原告女性が訴訟を取り下げ、事件は新たな局面を迎えています。一体何が起きたのか、事件の経緯と今後の展望を紐解いていきましょう。
13歳少女の訴え、そして突然の取り下げ
2000年、ニューヨークで開催されたパーティーでJay-Z氏とショーン・コムズ氏から性的暴行を受けたと主張していた女性が、2024年2月14日、突如訴訟を取り下げました。当時13歳だったという彼女は、薬物を盛られた上で両氏から交互にレイプされたと訴えており、衝撃が走りました。
alt="Jay-Zがプレミア試写会に参加している写真"
この訴訟は、原告代理人であるトニー・バズビー弁護士が手掛けており、コムズ氏に対しては100人を超える原告による民事・刑事訴訟が進行中でした。しかし、Jay-Z氏への訴えは今回の原告女性のみでした。
Jay-Z氏側は一貫して容疑を否認し、バズビー弁護士による脅迫行為だと反論。訴訟の取り下げを受け、X（旧Twitter）で「これはでっち上げられた物語だ」と改めて無実を主張しました。
真実はどこへ？今後の展開は
訴訟は取り下げられましたが、真相は依然として闇の中です。原告女性がなぜ訴えを取り下げたのか、その理由は明らかにされていません。バズビー弁護士側からのコメントも得られておらず、憶測が飛び交う状況です。
alt="裁判所のイメージ写真"
一方、Jay-Z氏は、今回の出来事で自身と家族が受けた精神的苦痛は計り知れないと語り、無実の人間が根拠のない告発から守られるべきだと訴えました。著名人に対する告発の難しさ、そして真偽を確かめることの重要性を改めて考えさせられる事件と言えるでしょう。
今後、コムズ氏への訴訟は継続される見込みですが、Jay-Z氏への訴えはこれで終結。事件の真相究明は困難を極めそうですが、今後の動向に注目が集まります。
著名料理研究家の山田花子氏は、「この事件は、真実が明らかになることの難しさを示している。どんな状況でも、公正な判断が下されることが重要だ」とコメントしています。
