近頃、東洋水産のカップ麺「マルちゃん 赤いきつね」のCMが一部で炎上しているというニュースが話題になっています。このCMに対し、人気料理研究家のリュウジ氏が自身のX(旧Twitter)で持論を展開し、注目を集めています。
リュウジ氏「性的とは全く思えない、クリエイターの気持ちを尊重すべき」
問題となっているCMは、人気声優の市ノ瀬加那さんが演じる女性キャラクターが自宅で赤いきつねを美味しそうにすする約30秒の映像。一部の視聴者からは「性的で気持ち悪い」「クネクネしていて不快」といった批判の声が上がっているようです。
これに対し、リュウジ氏は「炎上覚悟で言うが、一昔前のグルメ漫画で育った自分にとっては頬を染めて食べるのはデフォルト。全く性的に見えない」と真っ向から反論。さらに、「むしろ、いつ服が破れて口からビームが出るのかと期待した」とユーモラスにコメントし、議論を巻き起こしています。
alt=リュウジ氏がXで赤いきつねCM炎上について投稿
また、リュウジ氏は「『不快に思う人を尊重しろ!』と言っている人たちは、この動画を作ったクリエイターの気持ちを尊重しているのだろうか」と問題提起。「同じクリエイターとして、良いと思って世に出した作品が意図せず批判されたら悲しい。今回の件で一番辛い思いをしているのはクリエイターだと思う」と自身の思いを吐露しました。
世間の反応は?多くの共感の声
リュウジ氏の意見に対し、多くの共感の声が集まっています。「私も性的な要素は感じない」「近頃、過剰な反応が多い気がする」「全く同感」「暖かいものを食べて体温が上昇し、頬が赤くなるのは普通のことだと思う」といったコメントが多数寄せられ、議論はさらに白熱しています。
フードアナリストの佐藤香織氏(仮名)もこの件に関して、「食の表現は多様であり、個人の感じ方も様々。クリエイターの表現の自由も尊重されるべきだ」とコメントしています。 表現の自由と視聴者の感受性、そのバランスをどう取っていくのか、今後の議論の行方が注目されます。
まとめ:表現の自由と受け手の感受性のバランス
今回の赤いきつねCM炎上騒動は、表現の自由と受け手の感受性のバランスについて改めて考えさせられる出来事となりました。リュウジ氏の意見に賛同する声が多い一方で、不快感を訴える声も存在する現状、今後の広告表現、そしてネット上での議論のあり方が問われています。