日本列島は強い冬型の気圧配置に覆われ、北日本から西日本にかけて広範囲で大雪となる見込みです。特に日本海側を中心に記録的な降雪が予想され、交通障害や雪崩などへの警戒が必要です。普段雪の少ない地域でも積雪の可能性があり、十分な備えが必要です。
今後の雪の状況と予想降雪量
19日にかけて、北日本の上空約5000メートルには-39℃以下の非常に強い寒気が流れ込みます。この影響で、北日本から西日本、特に日本海側を中心に大雪となるでしょう。その後も数日間は冬型の気圧配置が続き、積雪がさらに増えるおそれがあります。
2月19日(水)午前6時までの24時間降雪量
気象庁の発表によると、18日6時から19日6時までの24時間降雪量は、東北・北陸地方で最大70センチ、関東甲信・近畿・東海地方で最大50センチと予想されています。
19日6時から20日6時までの24時間降雪量も、東北・北陸地方で最大70センチ、東海地方で最大50センチ、関東甲信・近畿地方で最大40センチと、引き続き大雪となる見込みです。
2月18日(火)午後9時の予想天気図と寒気の予想
各地で警戒が必要な事象
交通への影響
大雪による交通への影響が懸念されます。鉄道の遅延や運休、高速道路の通行止めなどが発生する可能性が高いため、最新の交通情報を確認し、不要不急の外出は控えるようにしましょう。
雪崩への警戒
山間部では雪崩の危険性が高まっています。登山やスキーなどのレジャーは控えるとともに、居住地域でも雪崩の発生しやすい場所には近づかないようにしてください。
着雪による被害
電線や樹木への着雪による停電や倒木が発生するおそれがあります。停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオなどを準備しておきましょう。また、倒木による被害を防ぐため、家の周りの樹木の雪を落とすなどの対策も有効です。
予想される24時間降雪量
大雪時の注意点と備え
気象予報士の山田太郎氏(仮名)は、「今回の大雪は広範囲にわたり、長期間続くことが予想されます。こまめな情報収集と早めの備えが重要です」と述べています。
停電への備え
懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリーなどを準備しておきましょう。また、暖房器具が使用できなくなった場合に備えて、毛布や厚手の衣類なども用意しておくと安心です。
食料と水の確保
数日分の食料や飲料水を備蓄しておきましょう。カップ麺や缶詰など、調理が不要な食品が便利です。
除雪用品の準備
雪かき用のスコップや融雪剤などを準備しておきましょう。屋根からの落雪にも注意が必要です。
大雪や低温時の注意点
最新の情報に注意
今後の気象情報に注意し、自治体からの避難情報などにも気を配りましょう。安全を第一に行動してください。