ジャニー喜多川氏の性加害問題で、補償の合意に至らなかった人に「SMILE-UP.」が、補償金を支払う義務がないことなどの確認を求めた裁判が始まった。
補償合意に至らなかった元所属タレントが訴え退けるよう求める
SMILE-UP.は、性被害を訴えた元所属タレントで、補償の合意に至らなかった田中純弥さん(43)らに対し、補償金を支払う義務がないことなどの確認を求めて東京地裁に訴えを起こしている。
17日は、田中さんの裁判の第1回口頭弁論が開かれ、田中さんが「SMILE-UP.は時効の壁に苦しむ被害者に対して、『被害者救済委員会』という枠組みによる解決を強制している」などと意見を述べ、訴えを退けるよう求めた。
裁判のあと、田中さんは取材に応じ、SMILE-UP.に対して「正々堂々とウソなく向き合っていただきたい」と述べた。
(「イット!」2月17日放送より)
イット!