女優・高野志穂、15歳での帰国後の苦労と母の深い愛情を語る

幼少期から15歳まで海外で過ごした女優・高野志穂さん。NHK朝の連続テレビ小説『さくら』でハワイ生まれのヒロインを演じた彼女が、当時を振り返り、日本語が話せない状態での帰国後の学生生活の苦労や、母の深い愛情について語ってくれました。

10歳からのバレエ留学と母の決断

高野さんは10歳から15歳まで、イギリスの全寮制バレエスクールでバレエ漬けの日々を送っていました。この留学は彼女自身の意志によるものでしたが、父親は反対していたそうです。それを説得したのは、なんと母親でした。

「正直、母がなぜ私の選択を応援してくれたのか、いまだに理解に苦しむ部分があります(笑)。自分が親になってみるとなおさら不思議です。」と高野さんは語ります。

10歳という幼い娘を、海外の全寮制学校に5年間も送り出すというのは、並大抵の決断ではありません。ましてや、バレリーナになれる保証もない状況で、反対する父親を説得してまで娘の夢を後押しした母親の愛情は、計り知れないものがあります。

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日本語が話せない苦悩と高校受験

15歳で帰国した高野さんは、海外で日本人学校に通っていなかったため、日本語をほとんど話せませんでした。

「みなさんが想像する以上に日本語ができなかったと思います。」と当時を振り返ります。

帰国子女枠のある高校に合格できたものの、受験当時は日本語が理解できず、ペーパーテストも全くできなかったそうです。

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言葉の壁を越えて

日本語が話せないというハンデを背負いながらも、高野さんは日本の高校生活に飛び込みました。言葉の壁に苦労しながらも、彼女はどのようにして困難を乗り越えていったのでしょうか?今後のインタビューで、さらに深く掘り下げていきます。

母の愛情と自身の経験から

高野さんは、自身の経験を通して、子育てについても多くのことを学んだと言います。特に、母親の深い愛情と理解は、彼女の人生に大きな影響を与えました。

高野さんの今後の活躍、そして子育て論にも注目が集まります。