タレントでモデルのローラさんの農業活動が注目を集める中、最新の投稿が再び波紋を呼んでいます。「裸足での作業」を巡る議論が再燃しており、その背景と真意に関心が集まります。ローラさんは母親の故郷・新潟で1年間かけて農業を学ぶことを宣言し、自身のInstagramで田植えなどを報告していました。
田植えでの「露出」「裸足」に批判の声
3月に農業学習開始を宣言したローラさんは、祖父が手放した田んぼで田植えをする様子を公開しました。泥だらけになって作業を楽しむ姿は好評でしたが、日焼け対策をしていない露出の多い服装や、裸足での作業に対し「普通の田植えは手首まで泥まみれになるはず」「裸足はヒルやガラスの破片が危険」といった懸念や批判が殺到しました。
新潟の田んぼで素足で田植えをするモデルのローラ
「裸足は危険」論争、堀江氏や農水省が見解
この「裸足での田植えはありかなしか」という論争は広がりを見せました。6月12日には実業家の堀江貴文氏が自身のX(旧Twitter)で参戦。「俺いつも裸足でやってるよ。気持ちいいからね。何年も毎年やってるけど1人もそんなんで怪我したやついねーよ」とローラさんを擁護する姿勢を示しました。さらに、メディアが農水省に見解を問い合わせたところ、「ケースバイケース」という回答が得られるなど、多方面を巻き込む議論となりました。
乾いた畑でも再び「裸足作業」を披露
こうした論争を知ってか、ローラさんは6月14日までにInstagramを更新。今回は自身の畑で「もちきび」の苗を植え付ける定植作業を公開しました。苗を持つ際には長靴も履いていましたが、実際に畑に座り込んで苗を植える際には、乾いた畑にも関わらず再び「裸足」を披露。前回の田植えと異なり、靴を脱ぐ必要性は低い状況での裸足は、強い意思表示と見られます。
「裸足が好き」アピールか、農業のイメージ変革か
芸能ジャーナリストは、ローラさんのこの行動を「あくまで裸足が好き」という自身のこだわりを示すものであり、作業効率や安全性よりも自身のスタイルを優先しているのでは、と分析します。ある意味、真面目に議論されていた「裸足で田植え論争」を軽やかに受け流す対応とも捉えられます。また、これまでおしゃれとは無縁だった農業の世界に、新たな関心を持つ人を増やすため、あえてスタイリッシュな写真で発信している可能性も指摘されています。いずれにせよ、ローラさんの投稿が大きな話題を呼び、成功していることは間違いありません。
まとめ
ローラさんの農業における「裸足」は、その行動の是非を巡り社会的な論争を巻き起こしました。本人のこだわりを貫く姿勢か、農業のイメージを変革しようとする試みか、その真意は推測を呼びますが、一連の投稿が多くの関心を集め、農業や個人の表現のあり方について考えさせるきっかけとなったことは確かです。