アメリカのトランプ大統領の権限に関する世論調査で「これ以上の権限を与えるのは危険すぎる」と答えた人が65%にのぼることがわかりました。
アメリカのシンクタンクピュー・リサーチ・センターが先月27日から今月2日にかけて5086人を対象におこなった調査で、アメリカの諸課題についてトランプ大統領にこれ以上の権限を与えるのは危険すぎると答えた人が65%にのぼりました。民主党支持者などの間では90%が危険すぎると答えています。
トランプ大統領はバイデン政権時代の政策からの転換を進め地球温暖化対策や多様性への取り組みなどが後戻りすることへの危機感が世界に広がっています。
アメリカの「出世地主義」の修正をめぐる大統領令については明白な憲法違反だとして、裁判所から一時的に差し止めが命じられるなど波紋が広がっています。