ドキドキハキミノセイの天羽そあさんが、2月17日に24歳という若さでこの世を去りました。所属事務所のシーメジャーワークスが2月20日に公式X（旧Twitter）で発表しました。死因は、極めて稀ながんであるNUT midline carcinoma（NUTがん）でした。
アイドルの夢を最後まで追いかけた天羽そあさん
天羽さんは、病魔と闘いながらもアイドル活動に情熱を注ぎ続けました。ライブの欠席が続く中でも、メンバーのためにリボンを作成したり、告知活動を行うなど、最後までアイドルとしての責任を果たそうとする姿は、まさにプロフェッショナルでした。所属事務所も「病気と闘いながら真剣にアイドル活動と向き合い笑顔を絶やさない姿勢は本当のプロフェッショナルでありました」と、その献身的な姿勢を称えています。
天羽そあさんの笑顔
希少がんNUT midline carcinomaとは？
国立がん研究センターによると、NUT midline carcinomaは国内でも発症例が極めて少ない、非常に稀ながんです。通常の検査では発見が難しい場合もあり、診断が困難なケースも少なくありません。天羽さんの場合も、2024年10月から入院生活を送っていたとのことですが、病状の進行は早く、治療も難航したようです。
母親からのメッセージ「病院を後回しにしないで」
天羽さんの母親は、事務所の公式Xを通じてコメントを発表。「大好きなメンバーみんなとまた歌って踊り、ファンの皆さんが楽しく幸せになれるLIVEを目指して頑張ろうと辛い治療をしていました」と、娘の闘病生活を明かしました。また、「突然変異のがんの進行は早く治療や手術を頑張っておりましたが言葉も発せない程でした」と、NUTがんの恐ろしさを訴えています。そして、「娘からのお願いです。皆様も若いからといって病院を後回しにしないでください。そあの笑顔を忘れないでください」と、切実なメッセージを綴りました。
天羽そあさんのご冥福をお祈りします
天羽そあさんの突然の訃報は、多くのファンに深い悲しみを与えています。彼女のアイドルとしての輝き、そして病魔と闘い続けた強い意志は、決して忘れられることはないでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。
未来への希望：がんの早期発見・早期治療の重要性
天羽さんの母親の言葉は、私たちに健康の大切さを改めて認識させてくれます。若くても、健康に自信があっても、定期的な健康診断を受けることは非常に重要です。早期発見・早期治療こそが、がんをはじめとする様々な病気から身を守る最善の方法です。
健康診断のイメージ
この悲しみを乗り越え、天羽さんの遺志を継ぎ、健康に対する意識を高め、未来への希望につなげていきましょう。
