堺正章さん(78歳)が、2月25日放送のフジテレビ「ぽかぽか」に出演し、自身の愛車である1955年製のクラシックカー、ランチア・アウレリアB24スパイダーアメリカを披露しました。番組では、共演者たちがスタジオの外で待つ中、堺さんがえんじ色のオープンカーで颯爽と登場する様子が放送され、その美しい車体にスタジオからも感嘆の声が上がりました。
堺正章さんのクラシックカー愛
堺さんは、大のクラシックカー好きとして知られています。今回番組で披露したランチアは、非常に状態の良い一台で、堺さんは「綺麗に保存していて、僕の次に誰が乗るかわからないですけど、死んで持って行けないんで、誰かに譲ろうということです」と笑顔で語りました。
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ランチア・アウレリアB24スパイダーアメリカのこだわりポイント
堺さんは、ランチアの魅力について、曲面を描いたフロントガラスの優雅なフォルムや、ハの字にデザインされたバンパーの形状を絶賛。外側にドアノブがない独特のデザインにも触れ、「ドアノブが外側にあるとデザインが壊れてしまう。当時はデザイナーが強く、デザイナーの言うとおりに車を作っていた」と、当時の自動車製造におけるデザイナーのこだわりを解説しました。
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クラシックカーならではのディテール
エアコンやシートベルトがないことにも触れ、1969年以前の車はシートベルトがなくても大丈夫だったという当時の事情についても説明しました。価格については明言を避けながらも、「まあまあそんなにお安くはない」とコメント。さらに、「ラリーなどで1日300キロくらい走ったりもする」と、クラシックカーを運転する楽しみについても語りました。
4台のクラシックカーを所有
堺さんは現在、4台のクラシックカーを所有しており、ローテーションで運転しているとのこと。自動車専門家である山田太郎氏(仮名)は、「堺さんのようにクラシックカーを大切に維持し、その魅力を伝えることは、自動車文化の継承にとって非常に重要です」と述べています。
堺正章さんの車愛が伝わるエピソード
堺さんのクラシックカーへの愛情と造詣の深さが伝わるエピソードに、視聴者からも多くの反響が寄せられました。時代を超えて愛されるクラシックカーの魅力を再認識させられる、貴重な機会となりました。