長年親しまれてきた特撮ヒーロー番組『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日系)が、来春の放送をもってその歴史に幕を閉じることが発表されました。同時に、その後継番組として、かつて子どもたちの心を掴んだ『宇宙刑事ギャバン』の令和版が放送されることが日刊スポーツによって報じられ、特撮ファンの間で大きな話題を呼んでいます。一方、現行の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』では、主要キャストの降板という予期せぬ事態が発生し、シリーズ最終作への期待に水を差す形となっています。
令和版『宇宙刑事ギャバン』始動、期待高まる新たな伝説
『宇宙刑事ギャバン』は、1982年から1983年にかけて放送された東映制作の特撮テレビドラマで、銀河連邦警察から派遣された主人公がコンバットスーツを装着し、宇宙犯罪組織から地球を守る物語です。その斬新なヒーロー像は当時の子どもたちを熱狂させ、『シャリバン』や『シャイダー』といった後続のメタルヒーローシリーズも絶大な人気を博しました。今回の令和版『ギャバン』の報道を受け、「令和版ギャバンは胸熱すぎる!」「当時の記憶がよみがえる」といった喜びの声や、「オリジナルキャストも登場してほしい」と往年のファンからの期待がSNS上に溢れています。関係者によると、すでにオーディションは終了し、主演も決定しているとのことで、放送開始が待ち望まれるばかりです。
2025年放送の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の象徴的なロゴとヒーローの姿を描いたビジュアル
『ゴジュウジャー』女優降板が波紋呼ぶ、最終作への影響
一方で、スーパー戦隊シリーズの最終作となる『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』では、ゴジュウユニコーン・一河角乃役を演じていた今森茉耶さんの降板が11月8日に発表されました。これは、20歳未満での飲酒行為が確認されたためとされています。今森さんの所属事務所もこの件について謝罪し、マネジメント契約の解除に至るなど、その波紋は大きく広がっています。降板発表の翌日、11月9日に放送された『ゴジュウジャー』最新話では、オープニングのクレジットから今森さんの名前が消え、次回予告で映っていた出演シーンも全てカットされました。変身後の戦闘シーンにゴジュウユニコーンの姿はあったものの、声は代役が務め、本人の音声が流れることはありませんでした。
この事態に対し、視聴者からは「たった半日で編集で消されててビビった」「スタッフの皆さんお疲れさま」と、迅速な対応に驚きと労いの声が上がる一方で、今森さんには飲酒問題以前に不倫や二股報道があったこともあり、「最後のスーパー戦隊に泥を塗ってくれたな」「応援していた子どもたちがかわいそう。特撮ファンだけじゃなく子どもの夢も壊してる」といった怒りや失望の声が相次いでいます。シリーズの終焉を飾る重要な作品であるだけに、『ゴジュウジャー』に対するファンの期待は計り知れません。残りの放送期間、制作陣にはこの困難を乗り越え、最後まで物語を力強く駆け抜けてほしいと多くのファンが願っています。
参照元:





