JR東海は、御厨駅開業5周年を記念し、2020年に計画されていたもののコロナ禍で幻となった臨時特急「御厨号」を、ついに運行すると発表しました。待望のデビューは3月16日。静岡駅から御厨駅まで、373系3両編成の全車指定席で運行されます。
待ちに待った「御厨号」、運行決定の背景
2020年3月14日に開業した御厨駅。開業を華やかに祝うべく計画された特急「御厨号」は、新型コロナウイルスの影響で運行中止を余儀なくされました。多くの鉄道ファン、そして地元住民の期待を背負いながら、運行実現の日は遠い seemed to be far offと思われていました。しかし、開業5周年という節目に、ついにその願いが叶うことになりました。
御厨号に使用される373系(画像は別列車のもの)
記念ヘッドマークを掲げ、373系が疾走
「御厨号」は、限定ヘッドマークを掲げ、373系3両編成で運行されます。全車指定席のため、ゆったりと快適な鉄道の旅を楽しむことができます。指定席特急券は2月26日10時より、全国のJR主要駅や指定席券売機で発売開始。鉄道評論家の山田鉄夫氏(仮名)は、「5年の歳月を経て実現した今回の運行は、鉄道ファンならずとも感慨深いものがあるでしょう。限定ヘッドマークも大きな魅力です。」と語っています。
「御厨号」「みくりや号」のヘッドマーク
快速「みくりや号」も同時運行!新居町~御厨間を繋ぐ
さらに同日、臨時快速「みくりや号」も新居町駅から御厨駅へと運行されます。こちらも373系3両編成の全車指定席。御厨駅へのアクセスをさらに便利にする列車として、地元住民からも歓迎の声が上がっています。「みくりや号」も特別なヘッドマークを掲出して運行される予定です。
チケット入手はお早めに!
待望の「御厨号」と便利な「みくりや号」。どちらも指定席限定のため、チケットの入手はお早めに。御厨駅開業5周年を祝う特別な列車で、思い出に残る旅を体験してみてはいかがでしょうか。