【北京時事】中国政府で台湾政策を担う国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は26日の記者会見で、今年5月から日本の戸籍で台湾出身者が国籍欄に「中国」ではなく「台湾」と書けるようになることについて、「『一つの中国』原則に背き、中国の内政に甚だしく干渉している」と反発した。
中国国営メディアが伝えた。
朱報道官は「台湾は中国の一部だ」とした上で、「日本は台湾問題で歴史の罪責を負っている国として、歴史から教訓をくみ取り、台湾に関する問題を慎重に処理しなければならない」と主張した。中国政府では外務省報道官も「いかなる外部勢力の干渉も許さない」などと述べている。