安倍晋三首相は8日の参院予算委員会の集中審議で、首相が出席する予算委を積極的に開催すべきだと主張する立憲民主党の福山哲郎幹事長に対し「世界で私は恐らく最も圧倒的に多くの時間、国会の質疑に応じている」と強く反論した。
福山氏は「国政の重要課題はたくさんある。予算委にもっと出てきてほしい」と要求した。
首相は「憲法によって国会から求められれば説明する責任がある」と断った上で、「先進7カ国の首脳はだいたい年間40時間ぐらい質疑しているが、私は200時間を超えて国会に出て質疑に応じている」と強調した。
この日の集中審議はNHKで中継されており、首相は「まるで私がほとんど国会に出てきていないかのごとく議論されるから、違うということを国民に示したい」と訴えた。