ソウルファイナンス(韓国語)
国内メディアが自由韓国党と口を合わせ、文在寅(ムン・ジェイン)政権の経済政策の失策を浮き彫りにしようとする試みが目立っている。メディアは性格上、良くなるのは当然のことであり、問題がある部分を集中的に報道するものと決まっているが、特に日本のメディアが喜んで引用する二つのメディアの場合、単に問題提起するレベルを越えているものと見られる。
文在寅政権への憎悪をズケズケと露呈することで、問題提起のレベルを越え、ほとんど呪いに近い報道傾向を見せているからである。日本のメディアが韓日経済戦争中の状況で、韓国の未来に呪いと中傷を浴びせるのは分かるが、その源泉記事ソースが韓国メディアという事実は惨憺たるものだ。
もちろん、ファクトが敢えて間違っているということではない。ただし、同じ数字に対してどう解釈するのかという問題は、全くの別問題である。国内外状況を総合的に判断して分析するのではなく、まるで世界とかけ離れた外界人(エイリアン)かのように韓国の実績だけについてアレコレ言うことは、状況に対処して韓国社会の未来を十分に見通すには不適切だからである。
今年の韓国の成長率が、これまでと比べて低いと見えるのは明らかである。しかし、すでに世界的に韓国は、先進国に入ったという評価を受けている。その分、成長速度は大幅に落ちるしかない。
さらに米中の貿易紛争によって、全世界の経済が全般的に低迷する局面に入っている。そのような全世界的な状況に比べれば、韓国は非常にファインプレーをしている。米中貿易紛争と日米経済戦争が重なった状況にもかかわらず、韓国は着実に年2%以上の成長をしている。
さらに、未だに対日屈辱外交を強要する保守政界と保守メディアの雰囲気があるが、韓国はむしろ日本を後回しにして、全世界とこれまで以上に活発に通商外交を繰り広げ、経済に新しい活力を吹き入れている。我らの交易相手国の大多数とFTAを締結しているのはもちろん、特に技術強国と相次ぐFTAを締結することで、今後の今回の日本の経済空襲のような不意の侵略に効率的に対応する基礎を用意した。
また、インドネシアとはこれよりの一段さらに高いCEFAを締結して、今回はASEAN10か国と中国、日本、オーストラリア、ニュージーランドなど、計15か国とRCEPを締結することで、韓国企業の対外活動に翼を与えた。経常収支も外貨準備高もまた、国家負債も非常に安定的に管理されていて、国内外のどちらにおいても韓国経済に危機の兆しは感じられない。(省略)
国際的環境によって当面の困難がない訳ではないが、全ての状況に国内企業が対処する能力を十分に見せていて、また全世界の経済状況に比べて相対的に韓国経済全体が良くなっている。むしろ日本から聞こえる呪い的な見通しは、韓国に向けられた彼らの嫉妬であると理解できる状況である。
筆者の家に伝わる教訓が一つある。親戚の中では珍しく事業に成功した一家があった。その家の奥方が少し乱暴な言葉遣いをする傾向があったのだが、ある時に祭祀に参加して家が滅ぶだろうという呪い的な発言をして皆を驚かせた。 ところがその数年後、他の家は何事もなかったが、その家だけが信じられない程度に滅んだ。そのため、いつも大人がその教訓を聞かせて言葉が種になるとし、言葉に気をつけるように教えた。
最近、その教えが新鮮だ。いくら現政権が気に入らなくても、それが政権ではなく、国の未来を賭けた呪いになってはいけなくはないか。敵に賞賛されて誇らしいのか。
http://www.seoulfn.com/news/articleView.html?idxno=361796
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