任期満了に伴う神奈川県海老名市長選は10日投開票され、無所属現職の内野優氏(64)が、無所属の経営コンサルタント会社社長、氏家秀太氏(52)、NHKから国民を守る党の党首、立花孝志氏(52)の2新人を破り、5選を果たした。投票率は51・04%。
内野氏は4期の実績と知名度を背景に手堅く票をまとめた。立花氏はNHK集金人の戸別訪問禁止条例制定など独自の公約を掲げたが、大差で敗れた。立花氏は首長選立候補を次期衆院選に向けたN国の党勢拡大の一環と位置付けており、今後も17日告示の奈良県桜井市長選などへの出馬に言及している。
9月から実施した家庭ごみ一部有料化や、現市政継続の是非が主な争点となった。