合成麻薬「MDMA」を使用したとして、警視庁が麻薬取締法違反(使用)容疑で、「KAZMAX(カズマックス)」の通称で知られる金融トレーダー、吉沢和真容疑者(30)を逮捕していたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。調べに容疑を否認し、「クラブで飲み物に混入された」という趣旨の説明をしている。
捜査関係者によると、10日午前、渋谷署員が渋谷区内で吉沢容疑者を職務質問。任意で提出を受けた尿を鑑定をしたところ、MDMAの陽性反応が出たため緊急逮捕したという。
逮捕容疑は10日ごろ、東京都近郊で、MDMAを使用したとしている。
吉沢容疑者は金融商品を解説するなどして、テレビや雑誌などメディアでも活動していた。