2024年は認証不正問題で苦境に立たされたダイハツ。しかし、年末には勢いを取り戻し、2025年は完全復活の年となるでしょう。国民車として長年愛されてきたダイハツの軽自動車。その魅力溢れるラインナップをご紹介し、復活劇を紐解いていきます。
タントファンクロス：遊び心と実用性を兼ね備えた一台
ダイハツの軽自動車といえば、スーパーハイトワゴン市場を牽引するタント。その中でもタントファンクロスは、クロスオーバーSUV風のデザインと実用性を兼ね備えた注目のモデルです。
タントファンクロスのエクステリア
防水加工のデッキボードや上下2段調節式のデッキボードなど、アウトドアシーンで活躍する機能が満載。さらに、シートアレンジで車中泊にも対応。家族でのキャンプや釣りなど、様々なアクティビティで活躍すること間違いなしです。
DNGAプラットフォームによる走行性能は、安定感と快適性を両立。ロードノイズも抑えられており、車内は驚くほど静かです。自動車評論家の佐藤一郎氏も「タントファンクロスは、子育て世代だけでなく、アクティブな趣味を持つ方にも最適な一台」と絶賛しています。
ロッキー：低燃費と力強い走りを両立したコンパクトSUV
5ナンバーサイズのコンパクトSUV、ロッキー。1.2リッターNAエンジン、1リッターターボエンジン、そして1.2リッターエンジン＋フロントモーターのe-SMARTハイブリッドの3つのパワートレインが用意されています。
特に注目すべきは、WLTCモード燃費28.0km/Lを誇るe-SMARTハイブリッドモデル。街乗りでのスムーズな加速と静粛性、そしてスマートペダルによる快適なワンペダルドライブを実現しています。
さらに、オプションでAC100V/1500Wコンセントも用意されており、災害時にも安心。環境性能と実用性を兼ね備えた、まさに現代のニーズに応える一台と言えるでしょう。
アトレーデッキバン：遊び心を刺激する軽商用車
軽商用車の特装車、アトレーデッキバン。レトロな雰囲気とオープンデッキスタイルが、遊び心を刺激する一台です。
商用車でありながら、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイやクラス初の3モード電子制御式4WDなど、軽乗用車に匹敵する装備も充実。走行性能も快適で、趣味やアウトドアにも最適です。
前席のシート座面が短く感じられる点や後方視界の狭さは気になるところですが、後席を格納することで後方視界の問題は解消されます。
ダイハツの復活劇、今後の展開に期待
ダイハツは、2025年に向けて様々な車種を展開し、軽自動車市場の活性化に貢献していくでしょう。今回ご紹介した以外にも、魅力的なモデルが多数ラインナップされています。ぜひ、ダイハツのウェブサイトや販売店などで、お気に入りの一台を見つけてみてください。
